現地大学のカウンセラーコース①

わたしは２００５年から、現地大学のカウンセラー養成コースを受けてました。そのときの話をば。

このコースは２年かけて実践的なスキルと理論を学ぶというもので、１クラスおよそ１０人くらいいました。最初はもっといたんだけど、途中でどんどん減っていきました。

っていうのも、カウンセリングをする立場の勉強をするところなのに、実際には自分がカウンセリング必要ちゃうの？っていう人たちがわんさかいたからです。

それでは、当時のメンツ紹介を。

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小さい子供３人を抱えたシングルマザーのリサ。元夫アル中の薬中。ドメバあり。授業中は大体イライラしてたし、ロールプレイになるといつも泣き叫んでいた。

チューターのジュリーが依存を生まないよう、割と突き放すような対応をしていたので最後は「わたしに寄り添ってくれへん！」と逆切れしてやめてしまった。

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４０代独身教師、リン。病気の母親を自宅介護しており、いつも疲れた顔。チョコホリックのお酒飲み。舞の海レベルの肥満体。

共感を苦手としていて、あまりカウンセラー向きではないように思っていた。休憩時間にはいつも「わたしの人生、こんなんイヤよ！」と、プカプカたばこを吸いながら不満をかましていた。

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ポルトガル出身、学生のイリーナ。ひとりでいるのに耐えられず不倫を繰りかえしてしまうかなりの依存症。星占いが好きで、結構専門的。シェアハウスでは自室でインコを放し飼いに。遊びにいったとき、このインコにフンをかけられて困ったわ。

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マリファナがないと生きていけないチャーリー。小さいころから親と不仲。かわいいすがるような目をして話す。根はまじめでおとなしいが、人生に疲れているのでヤケっぱちな姿勢になることが多かった。自殺願望の強いガールフレンドと同棲中。愛はないが心配だからいっしょにいると言っていた。同じコースのローラに気があった。

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あと、同じくドメバの被害者でブロンド美人のサム。コース中に離婚して
新しい人生を歩き出した子。わたしはこの子と仲良くしてた。

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一番感じがよくリーダーシップがあったのは、精神病院で介護士をしていたおっさんジム。ぷっくりしててマスコットキャラみたいでかわいらしかった。言うこともしっかりしていて、他人を傷つけるようなことは言わない安心感のある人だったわ。

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ロールプレイとなると、大体わたし、サム、ジムと３人でチームになることが多かったです。あら、メンツ紹介で終わっちゃったわ。

続きは次回に。

ヨーコ