「タイミングが来たらやる」は、大抵、一生やらない。
こんにちは、ハヤカワ五味です。
先日、とあるイベントの打ち上げで深津さんとお話しした時にハッとしたので、そのことについてまとめます。
よく私は起業相談に乗るのですが、そもそも何も始めてない段階で「今後こういうことをやろうと思っていてどう思いますか?」と相談に来る人の殆どはその後続報がありません。恐らくこれは私だけの話ではなく、そういった相談に乗る人のあるあるなんじゃないかと思っています。やる人はすでに何かしらの形で立ち上げているか、具体的に動いている中のある地点でたまたま会ったから話したみたいなテンションである場合が多く、本当に計画だけしていて特に人集めなどにも動いていない場合は、本当に続報がなく、ネット上でも見かけることがないのでおそらく何も立ち上がってないのでしょう。
生成AI界隈も同じような感じで「生成AIって何から触ればいい?」と聞いてくる人の8割は、聞いたことで満足してその後触ることはありません。あとの1割はとりあえず一回触ってみる、残った1割は自分なりに活用してみたり派生して他のものを触ってみたりするような印象を持っています。
だからこそ私は「本を読んだり人に聞く前に、とりあえず名前を見かけたものを触れ!」と言っていますし、具体的なものを伝えたところで触る人なんて1-2割なのでそこに無償で労力割くのものなあと思っています。
そんな感じで、起業しようか迷っている人には「(お金がかからない範囲とかで)とりあえず始めてみたら?」と言いますし、生成AI気になっている人には「一回使ってみたら?」と言うようにしているのです。
(一応補足しておくと、事業ってタイミングがすごく大事だったりもするので、人を雇い入れるとか、世間に発表するとか、お金を調達するとかそう言ったことであれば早いのがいいとも限らないと思っています。でも、モックレベルであれば作ったり、身内で試して貰えばいいのでは?というレベル感の話ですね。)
で、冒頭の深津さんの話に戻るのですが、深津さんと久々にお会いしたので「生成AIでこういったことやりたいんですけど、今じゃないのかなーと思ってウンタラカンタラ・・・・」と話している中で「いや、でも1年とか2年とかしたらプレイヤーは決まっているだろうし、今なんでも作れるんだからとりあえず作ったらいいじゃん(意訳)」と言われ、ハッとしました。
いや、これ私が普段他の人に対して思っている、言っていることと一緒やん!!!!と。
「私は非エンジニアだから、アプリは作れないし〜」とか「もう少し生成AIが落ち着いてから〜」とか思っていましたが、そもそも別に今はノーコードでもアプリは作れますし、多分、生成AIが落ち着くことは当面ないです。思ったら作れる環境はあるわけですし、ただ、私は言い訳をしてやっていないと言うことでしかありませんでした。
これはダメだー!!!!!やらないと!!!!!!!!!!!!!!!
そんなこんなで、ここ1-2週間ほどFlutterFlowというノーコードでブラウザやiOS、Androidでアプリを作れるサービスを触って個人開発をし始めているという流れがありました。意外と今週末〜来週くらいにはテスト版で出せそう。
FlutterFlowはノーコードでもGeminiなど生成AIを組み込むことができるので、生成AIのアプリを作ることもできます。私は以前にLINE上でbotを動かすのも実装したことがあるので、別にLINE公式アカウント上で動くサービスを作ることも簡単なはずです。ゴリゴリに数万ユーザーレベルまで耐えれなかったとしても、モックやちょっとテスト運転する程度あれば非エンジニアであっても、実装が可能になってきているのです。
なんか、人にあれこれ言っておいて自分のことになるとわからないの恥ずかしいなと思ったので、今後はちょくちょく個人開発もしていこうと思っています。
以下は有料マガジンの人向けに、実際にこの辺りは使えそうだな面白そうだなと思ったツールについてまとめてみます。
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