ルックバックの感想

こんにちは、ハヤカワ五味です。
今日は映画ルックバックの感想について、話したいと思います。
映像にもしましたが、個人的には文字の方が読みやすそうなので文字で。

先日、仕事おわりに見てきたんですけど。
いやー。くらいましたね。

元々、漫画の時も読んではいたのですが、漫画よりも、喋り方とか間とかそういうものの作り方がすごく生っぽくてくらいました。

もう、途中から見ていて、胃のあたりが気持ち悪くて、胃液が逆流してきそうでした。逆流性食道炎かな。

あらすじとしては。
クラスメートから絶賛され、自分の画力に絶対の自信を持つ小学４年生の藤野が、ある日の不登校の同級生・京本の絵を目にし、その画力の高さに驚愕する。以来、脇目も振らずひたすら描き続けた藤野だったが、一向に縮まらない京本との画力差に打ちひしがれ、漫画を描くことを諦めてしまう。しかし、小学校卒業の日、教師に頼まれて京本に卒業証書を届けに行った藤野は、そこで初めて対面した京本から「ずっとファンだった」と告げられ、そこから漫画を描くことを諦めるきっかけとなった京本と、今度は一緒に漫画を描き始めたが・・・。
という感じです。

まあ、これが何故そんなに私に刺さったかというと、私自身が、小学校で絵が上手かったからと調子に乗っていたら、中学や美術予備校で地獄見て、そこから死物狂いで絵を描き、なんとかそこそこ上達して美大に入ったけど、結局挫折してクリエイターにはならずビジネスマンとして生きているからなんですね。

正直、今の私が絵を描いていないことにコンプレックスを持っているとか、今、絵ではなくビジネスで生きているから後悔しているとかそういう訳ではなくてですね。単に、その当時全身で感じた絶望や怒り、悔しさ、そして褒められた時の喜びを生々しく思い出させる作品だからくらってるのです。