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第五回【絶対に挫折しない】作曲ド初心者が2週間で曲を作れるようになる完全ロードマップ~かえるのうた作曲編③~
こんにちは🌿
DTM講師・作曲家のはやかわです。
このNoteは、
①作曲を始めようと思っているけど右も左も分からない人のための、完全ロードマップ
②音楽講師を目指しているが、上手な教え方が分からない人が参考になる教材
になっています。
前回のノートの続きです!
まだ読んでない人は是非見てみて下さいね。
🌿はじめに
さて、今回は「コード」の打ち込みをやってみます。
コードって何?
と思われた方もいるかもしれません。
コンセントのことじゃありませんよ。
前回はリズムの要素として「ドラム」を打ち込んだように、今回はハーモニーの要素として「コード」を付け加えていきます。
つまりコードは伴奏、ハーモニーの役割を担います。
🌿コードとは
ではそもそも「コード」とは何なのか?
結論から言ってしまいましょう。
コード=「ある規則」に従って「(原則)3つ以上」の音を並べたモノ
です。
うーん、分かりづらい。
嚙み砕いて説明していきましょう。
まず、音が同時に「3つ以上」鳴っている状況があります。
これはたまに2つの時もありますが、原則は3つ以上です。
ピアノが分かりやすいでしょう。
仮に、ここではピアノの鍵盤が3つ押されている状況を考えるとします。
そして、それら3つはテキトーに鳴っているので
はなく、「何かしらのルール」に従って、適切な並びをしています。
この音の並びを「コード」といいます。
・・・え?じゃあどんな並びなのかって?
ほお、知りたいか・・・。
本来、仕組みは知らなくてもかえるのうたは作れてしまうのですが、せっかくなら理屈を理解した上でやった方が楽しいですよね!
本来であればこの方の動画は「音楽理論3」の動画を見てからこの動画を見るのですが・・・
今回はあくまでも「コードって何だ?」ってことを理解するだけなので、まだ見なくても大丈夫です。
でも、この方の動画は凄くわかりやすく面白いので、第10回くらいまでなら、今のスキルでもついつい見てしまうかもしれませんね。
解説
コードの並びのルールとは、
「1つ音を選んで、それに原則3度ずつ、2つ音を重ねる」
というものでした。
3度?なんだそれは?
と思った人。
実は、このノートの第三回の時(メロディを制作した回のやつ)に、スケールという概念を知るついでに出てきていました。
5:19秒 「音程」です。
難しい話は置いといて、「3度ずつ音を重ねる」というのは、
ざっくりいうと「ピアノの白鍵を1つ飛ばして重ねる」ということです。
ドレミファソラシド で「ド」から始めるなら、
ドレ[ミ]ファ[ソ]ラシド =ド・ミ・ソ
この[太文字]で書かれている箇所が重ねた音で、これに始めの音を加えたらコードになります。
「レ」から始めるなら、
ドレミ[ファ]ソ[ラ]シド =レ・ファ・ラ
ですね。
そして、この始めの音のことを、「ルート」と言います。
今はまだ使いませんが、後に出てくるので、始めの音はルートっていうんだなーくらいで理解してくれればOKです。
そして今回のかえるのうたでは、
①ドレ[ミ]ファ[ソ]ラシド =ド・ミ・ソ
②ドレミファソラ[シ]ド[レ]ミ =ソ・シ・レ
の2種類のコードを使って伴奏(ハーモニー)をつけていきます。
ここまで説明を読んだら、大体「コード」というもののイメージが理解できてきますね。
🌿制作してみよう -コード編-
ということで、コードを打ち込んでみましょう。
下記の動画のようにやってみてください。
さて、どうでしたか?
動画と同じようにできたら成功です!
伴奏もついて、いよいよ音楽らしくなってきましたね。
🌿さいごに
次回は「ベースの打ち込み」を解説していきます。
・・・とはいえ、意外にも次回は今までよりもずっと楽だと思います。
なんだか最後の楽器なのにあっけないね。
お楽しみに!
ナレーション:VOICEVOX:四国めたん