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「会話」は苦痛じゃない!~私の「会話」克服物語~

「会話」って、人と人とが気持ちよく繋がれる素敵なツールですよね。
でも、かつての私にとっては、苦痛でしかありませんでした。

「え、なんで?」って思いますよね?
だって、会話はただ言葉を交わすだけのことじゃないですか。

でも、当時の私は社会人になりたての「真面目」な人でした。

上司との会話で、少しでも失礼がないように言葉遣いを気にするあまり、何を話しているのか分からなくなってしまうことがありました。

「会話」そのものが苦痛になり、人とのコミュニケーションを避けるように… ここから会話が苦手になり始めました。

一体、何が私を「会話」から遠ざけてしまったのか?

今回は、そんな私の「会話」との格闘史を振り返りつつ、私が編み出した「会話」の考え方と、具体的な「会話」術をご紹介したいと思います。

同じ悩みを抱えた方の参考になればうれしいです!


「会話」の定義を再確認。

そもそも「会話」って、一体何でしょう?
改めて考えてみると、意外と難しいですよね。

「会話」とは、二人以上の人が集まって互いに話をかわすこと、そしてその話の内容のことです。

「会話」とは、二人以上の人が集まって互いに話をかわすこと、その話の内容のこと。

コトバンクより引用

現代では、オンライン会議やビデオ通話など、様々なコミュニケーション手段が登場していますが、私は「会話」をもっと広く捉えたいと思います。

つまり、人と人が言葉を通して、何かを伝え合う行為。
それが「会話」だと。

私の「会話」苦悩史

さて、ここからは私の「会話」苦悩史を紐解いて、参考としていきます。

学生時代

学生時代は、周りの友達とワイワイ過ごすのが大好きで、いつも賑やかな笑い声が絶えませんでした。

あの頃は楽しかったなぁ、と今になってしみじみ思います。

新社会人時代

警察官として、厳しい規律が求められる警察学校に入学。

正直、息つく暇もなく、体力的にキツかったですが、覚悟の上のことなので、文句はありませんでした。むしろ、同期との絆を深め、充実した日々を送っていました。

ここまでは順調。

ところが、警察学校を卒業し、実際に警察署で働き始めると、私の「会話」に対する苦悩が始まりました。

真面目な性格の私は、上司との会話で、少しでも失礼がないように、言葉遣いを徹底的に気を付けていました。

しかし、その結果、何を伝えたいのか、内容が曖昧になってしまい、上司との「会話」は、まるで一方通行の道のように感じていました。

「会話」は、まるで、私が一生懸命に演じている、お芝居のようでした。

「会話」の優先順位を見直す!

一体、何が間違っていたのでしょうか?

冷静に考えてみると、私は「会話」の優先順位を間違えていたことに気づきました。

「会話」の目的は、相手との意思疎通を図ること。

つまり、自分の考えや気持ちを相手に伝えること、そして相手の考えや気持ちを理解することです。

ところが、私は、言葉遣いばかりに気を取られ、肝心の内容がおろそかになっていました。

まるで、丁寧な言葉遣いを披露する大会に参加しているかのように、内容よりも、形式ばかりを気にしていたのです。

「会話」は、言葉遣いの美しさを見せつける場ではありません。

大切なのは、相手に自分の考えや気持ちを、きちんと伝えることです。

「会話」は「伝えたい」を最優先に!

「会話」は、相手に「伝えたい」ことを最優先に考えましょう。

もちろん、言葉遣いは大切です!
しかし、内容が伝わっていなければ、どんなに丁寧な言葉遣いも意味がありません。

「キャッチボール」に例えるなら、「会話」は、相手に自分の想いを確実に伝えるためにボールを投げています。

相手がいない方向にボールを投げても、当然届きません
相手がいる方向にボールを投げても、相手がキャッチできる投球でなければ意味がありません。

相手に自分の考えや気持ちを伝え、相手の反応を受け止め、さらに自分の考えを深めていく。

このキャッチボールの応酬をスムーズに行うためには、内容がしっかりと伝わることが不可欠です。

「会話」をもっと楽しむために。

私なりに考えた「自分自身をもっと楽にする会話」のポイントはこんな感じ。()の内容はゲームに置き換えて説明してみました。
逆にわかりにくいかな…

  • 「伝えたいこと」を事前に明確にする
    「要点だけ」軽くおさらいしておこう。
    「Aさんが〇時に来る」「B社〇〇さんから店長宛に電話」など。
    (ボス戦の前には装備品を確認しましょう)

  • 「伝える」は最優先事項!
    言葉遣いなど他のことは一旦置いておいて、まず伝えることに集中。
    (ボスは倒せばいいんです)

  • 丁寧な言葉遣いはプラスα
    相手に失礼のない言葉遣いは大切だが、内容が伝わらないのは本末転倒。
    伝えたいことを中心に話そう。
    (魅せプは確実に倒せるようになってから)

  • 相手の反応はなんとなく見ておく
    相手の表情や言葉遣いから、理解できているかを確認。
    首を傾げたり、質問をしてきた場合は、理解が不足している可能性アリ。
    (与ダメージ0に気づかず攻撃し続けるのはつらい)

まとめ

「会話」は、人と人が繋がるための大切なツールです。
「会話」に苦痛を感じている人は、もしかしたら、内容よりも形式ばかりを気にしていませんか?

「会話」の目的は、相手に「伝えたい」ことを伝えることです。

言葉遣いは大切ですが、内容が伝わっていなければ意味がありません。
自信を持って、相手に自分の考えや気持ちを伝えましょう。

そして、相手との「キャッチボール」を楽しんでください!

「会話」は、決して苦痛ではありません。
人と人との繋がりを生み出す、素晴らしいツールなのです。

最後までお読みいただきありがとうございます!
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早川

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