風の時代。について
年末年始あたり、もっと前から?
私がよく目にし、耳にする、「風の時代」というワード
たしかにそんな気がするなーと。
なんとなく、
日々の生活の中で感じるのは、すべてが混ざり合う感覚。
そこに自我は、無い。
今までは、ここからここまでが自分の陣地であり、そこにあるものは自分のものである。という明確なボーダーラインがあった。だからそこを脅かされることに多大なるストレスを感じ、それらを守ることに全エネルギーを注いできた。
「所有する」ことが豊かさであり、喜びとしていた。私もその一人であったし、今もその部分は多く残っている。
でも、多くの人は気づいた。(特に世代の若い人たち)
この世は全て流れていくもの。(空を見上げると気づかされる。だよね〜、、となる。)
これまでの価値観も、物も永遠にそのままの完全な状態であり続けるものなんてひとつも、ない。
人間の身体ひとつとっても、そうだ。
人は皆老いていく。今より若くなることは、ない。(アンチエイジングとかは、置いといて)
すべてのものが、過ぎ去っていく。
自分の中で、押しとどめることに価値はなくなっていく。
私のものは、あなたのもの。
私はあなた、あなたは私。
自分と他人との境界線が混ざり合う感覚が押し寄せた。その瞬間、心がスッと解放?されたように感じた。
あー、風の時代って、自分の境界線が風で消されて、混ざり合う感覚。そこは対等な世界である。
それが自分にとっての「風の時代」についての感想。
そんな時代の中で生きやすくなりたいなら、
真っ先に捨てるものは「自我」である。
どんどんと
身も心にも荷物を持たない、
或いは軽くできる人たちがもっともっと生きやすい時代に突入している。
反対に握りしめていることや物が大きかったり多かったりする人は振り落とされる時代
荷物を降ろさないかぎり、風に乗ることはできない。
そんな時代へと突入している。
どちらを100%選びたいか?
その選択は本人の本気に委ねられる。
私は、前者で生きていこう。
風の時代に生きる者として、いま思ったこと。