すぐには役立たない事がいつかは役立つ
僕はZOOMでのやりとりが割と苦手です(泣)。
ミュートかけずにずっと話しっぱなしにしておくと雑音がどうしても入ってしまい相手にも不快感与えるし、話す途中で操作すると大抵まごつくし・・・。
でも、このツールのおかげで僕みたいな田舎に住んでいる人でもフツーにシステム開発やIT環境整備等の仕事に携われるので、本当はありがたい。
udemyの講座なんかもzoomと同じくオンラインであれこれすぐに学べるようになってますが、
なんだろ。
すぐにできる=誰でもできる って置き換えが効くような気がしてなりません。
すぐに役立つことばかり追ってませんか?
なんとなく、”今、役に立つと思えること”ばかりみんな追いかけてて、子供にもそれを求めちゃってる気がします。それも変な話なんですよね。
一見ムダと思えることにも様々な学びの種は落ちているし、脇道に沢山の人生のヒントが落ちている。
教える・教わる事について、僕の根っこを大きく耕してくれた1冊。
「すぐ役に立つものは、すぐに役立たなくなります」.
「全ての学びの根っこは国語力」
この2つの言葉は全ての学びの根幹になってくれています。
10ヶ月のオンライン読書会で学んだ事
昨日、最終回を迎えた10ヶ月間続いたオンライン読書会のテキスト。
この本は18年前に出版された本だけど、中身はビジネスの本質に突き刺さるような内容ばかり。この本が核になって集まる受講メンバーもうわついた感じの人が一人もいない。みんな、とてもいい空気感を持った方ばかり。
きっと、今はこういう学びの場が大切な時代なんだと思う。
すぐに役立つ=時代と共に消えゆく
いま、役立つような知識や道具は、時代が変わっていくとともに廃れていく運命にある。これは仕方ない。 技術が進歩し、時代が変わると道具も進化するし、人も変化していく。
でも、僕達は時代とともに消えていくことはできないし、生き続ける以上は何かを生み出して行く存在。 これからも何かを生み出し続けていく為にも変わらない何かを自分の根底に持ちつつ時代の変化を楽しむことができるはず。
アホなことが最後には幸せな記憶として残る
亡くなった友人や、最近亡くなったKANちゃんへのみんなの想いや思い出を聞いていると、”アホな事をまじめに”やってきたことがみんなの楽しい記憶として深く残ってる。
関わってくれた人達に”嬉しい楽しい記憶”を沢山残して向こうに行ってしまった二人は、僕達にきっと生き方の見本を見せてくれているんだと思います。
すぐに役立たないことでもいい。楽しめるのが一番
周りからどんなに言われても、自分が”楽しい”と思えることと深く関わる事が今の時代はとても大切。役立たなくたって大丈夫。きっと、楽しい事に目一杯関わる事で気付いたら誰かの役に立ってます。
ITにまつわるいろんな事も同じ。楽しめるかどうかが一番。ややこしい部分は僕達に任せて、楽しむ事に集中してください(笑)。結果的にITを以前よりも使いこなせるようになっているはずです。
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