「勉強しなさい!」と「DXしなさい!」
自分の子供に「勉強しなさい」という母親の存在は古今東西、今も昔も変わらずに続いてます。
そして、その言葉を聞く度に「言われたからやる気なくなった!!」といって遊びに行ってしまう子供のなんと多いことか(笑)
子供の時には反発してたはずなのに、どうして親になると全く同じセリフを自分の子供に言っちゃうんでしょうね。やらなくなるって事は分かっているはずなのに。
心と動きが一致していないことは能率が悪い
そんな子供でも、自分で”ヤバい”と感じるタイミングがどこかに必ずあって、誰が何を言おうとお構いなしに勉強しはじめる時がやってきます。言われてやる勉強は全然頭に入りませんが、自分から始めた勉強はちゃんと頭に残ってくれます。勉強したい心があるから、実際に勉強すると伸びる。
親に言われてやる勉強ってポーズだけだったり、全然身に入らなかったりします。
DXしなさい!と言われる経営者達
経済産業省もDX推進であれこれと施策を売っていますし、実際多くの企業が取り組んでいます。
こういう記事を見ても、自社も今の時代に合わせて動かければマズいって考えてしまう経営者が少なくないのではなかろうか。
これだけ世間がDX推進ばかりになってくると、不安になるのも分からないではないですが、人は人。自分達は自分達。
「よし、やってみよう!」って気持ちが先に来てから動いても決して遅くはありません。
バズワードはお母さんの小言
巷には数多くのバズワードが現れては消え、新しくまた現れてきます。
こうしたバズワードは一番最初に出てきたおかあさんの”勉強しなさい”という小言と同じ。その時々に、ベンダー各社が流行らせたい言葉が踊るだけで、実際にビジネスを行っている企業において必要かどうかとは別問題。
社員と経営者が同じ方向を向くことから始めよう
ベンダー主導で動くとろくなことが起きないのがシステム構築やIT周りサービス導入。 まずは、自分達の気持ちが向く方向がどこにあるのかを知ることが大切で、社員と経営者が同じ方向を向いていれば必然的に必要なタイミングでDXにも取り組む時がやってきます。
お客さんや社員の気持ちがワクワクできるか?
この記事なんかを読むと、システム主導のDXプロジェクトはどれだけもてはやされても顧客や社員を置き去りにしてはなんの意味も無いことがわかります。
常に、お客さんや社員が心からワクワクできるような仕組み作りを考えたいですね。
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