牛の脚は口ほどに物を言う
搾乳を終えてボーっとしている牛。
なんで脚を前に出すのかよく分かりませんが、まあ、彼女なりの落ち着く姿勢なのでしょう(笑)
牛の脚は健康の基本です
この脚、蹄だけで実際には立っている状態で、支える重量は600〜700kgくらいを4本で支えています。
人間だとつま先だけで立っている感じ。脚・蹄の状態は牛の健康にとって重要です。
1本でも調子悪そうな状態だと他の3本に負担がかかってしまう為、それが原因で調子を崩す時もあります。
今朝も左後ろ足の調子が悪そうな牛がいて、搾乳が終わった途端に座ってしまいました。 立っているのもしんどいんでしょうね。
牛の健康を守る爪切り屋さん
そんな牛の蹄を定期的に整えてくれるのが「削蹄師」さん達。
僕が尊敬して止まない職業の1つ。百聞は一見に如かずなので、動画でみていただくとわかります。
こうして牛の爪を守ってくれる方々の力も借りながら、今日も牛達は元気に牛乳を作ってくれてます。