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牛のう○ちは畑に還す、だけじゃない

【 餌+水+牛 = 牛乳 + う○ち 】

人間もそうですが、牛もたくさんの牛乳を出してくれる分、う○ちをたくさんします。

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これ、堆肥舎といって牧場で出てくる牛のう○ちをためておく場所。畑にまくのですがいまはほぼ空っぽの状態です。
雪が降る前に、畑に運べるうちはとにかく畑に運んでここを空にしておきます。

牛1頭が1日に排出する量が約30kg前後と軽く見積もっても寝藁と共に約2t。いま、空っぽにしていますが、毎年2月後半ぐらいにはここが満杯になってきます。

自前で処理できる糞尿施設が増えてきた

こうして堆肥舎で貯めておけるような牧場は比較的飼育頭数が少ないところ。搾乳牛が150頭を超えるような規模だと堆肥舎では間に合わないのでスラリーと言われる自前の糞尿処理施設を持つところがほとんどです。

ここに堆肥を貯めて、肥料にしていきます。それと同時に発電用施設も併設するような牧場も中にはあります。

鹿追はバイオマス処理施設へ

鹿追は町内の市街地に近い牧場からこうした堆肥を集めて処理する施設があって、発電や水素、また、熱を使ったチョウザメ飼育やマンゴー、ミニトマトなどの農産物とか、いろいろと再利用して面白いことやってます。



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