大規模化によって削蹄回数が増える?
近所の削蹄師さんと立ち話してた時に聞いて驚いた話。
そもそも、削蹄師って仕事を知らない方も多いと思いますが、酪農家にとって削蹄師さんは無くてはならない大切な仕事をしてくれる方。
牛の爪を切るタイミングが変わった
大規模化した酪農家さんは、つなぎ牛舎ではなく、フリーストール牛舎で牛を飼うのが普通。僕が働いている牧場はつなぎ牛舎で、だいたい半年に1回の削蹄。あとは、調子の悪い牛がいたらその都度お願いしている。
一方で、ゴムマットのフリーストールだと足には優しいんだけど、爪がどうしても伸びるので3ヶ月に1回は削蹄をする必要があるとのこと。
「削蹄師さん、儲かっていいじゃないですかー!」って話したけど、それはそれで訪問回数増えるし、実際に現場を見てみないといい話かどうかはわかりません。
何事も複数の目線で見て分かることがある
単純に頭数が増えたら乳量が増えるだけじゃなく、その餌の確保や堆肥のこと、そして、削蹄のこととか、いろんなことが絡んでくるのは、酪農もどんな商売も同じ。 目線はたくさん持っておく必要があるなぁ、と改めて思い知りました。