本当にVPNが生産性を上げているのか?
家族の見送りで帯広空港へ。
見送るだけじゃなくて実際に飛行機乗りたくて仕方ないのですが、それはそれとして(笑)。
ビジネスマン3人が仕事してる”風”
帯広空港の1Fの椅子に座ってノートパソコンをひたすら見て打ちつづけている3人のビジネスパーソン。
さて、彼らはこの環境で一体なにをしていたんでしょうか?
空港の手続きカウンター前で手続きを取る人達で比較的ごちゃっとしている空気感の中です。
直接話を聞いたわけではないけど、ありがちなのは、
社内システムにVPNでアクセスして営業資料作ったり
社内のグループウェアに入って、同じ部署のスタッフとやり取り
大急ぎで見積書類を作ってメールで送付。その際、社内の見積作成システムにアクセス
等々。どちらにしても、社外から社内へアクセスできる仕組みを用意されているんだろうなあ、と思います。
今の自分、客観的に見られますか?
でもね。客観的にこの状況を見た時に自分の姿が本人達にどう映るんだろう?
「いま、本当にその仕事する必要ありますか?」
って言いたくなるんじゃないだろうか。
どこでも社内に繋がれる環境を与えられてるからそれはそれでありがたいんだろうけど、”仕事の密度”が薄まっちゃうのではないだろうか?と思う。
環境が与えられていない場合は、会社に戻った時とか、限られた時間の中で仕事できるようにメモだけでもササッと作っておいて、社内に戻ってから一気に仕上げるとか。 仕事密度を濃くすることでVPN環境を作らなくても同じ仕事を仕上げる事は十分可能なはず。
大人は子供達の憧れになるべき
あの場所でノートパソコン叩いたり、あと、エスカレータを降りてすぐのところに座って周囲に聞こえそうな声で仕事の電話をしているビジネスパーソンとか。 せっかく大人なんだから、空港にいる子供達が憧れるような存在になろうよ、と思った。
パソコンとインターネットから敢えて離れることも大切
大昔のリゲインの広告みたいに、「24時間(仕事で)戦える」環境を与えられる時代ですが、敢えて、パソコンやスマホの電源を切り、インターネットからも離れて目の前の世界・社会にいる自分とその周囲に目を配る時間を大切にしてみて欲しい。 パソコンは”集中して”触る方が生産性は高まります。いつでも使える環境は仕事してる”風”な空気感を作るだけの場合が多い。
せっかくの出張なんだったら、その土地の空気を目一杯楽しんでネタを探して、それを地元でビジネスに活かしてみる。きっとその方が素敵ないい仕事ができますよ。
こんな感じの絵面だったらカッコいいんですけどねー(笑)。