朝、仕事やり切った!って思う瞬間
ここ2日間は麦畑で収穫後に落ちている麦稈をロールにして運ぶのがメインの仕事。
こうしてロールになった麦稈は牧場に運ばれて牛のベッドになります。
夕方、一通り運び終えてから搾乳を終えたスタッフと話していると、
「乳房炎の牛がどこかにいるみたいなんですよねー。フィルターが汚れてたんです」
という。 どの牛か見つける事ができなかったので翌朝の搾乳で全頭のチェックをすることに。って、翌朝の搾乳は僕の担当(・・;。
ということで、今朝は全部の牛を普段以上にチェックしながらの搾乳。
だいたい、こういう時は
□ 今までに乳房炎になったやつ
□ 前搾りで乳頭に違和感を感じるやつ
□ ベテラン牛
こうした特徴の牛を重点的にチェックしながら。集荷の時間もあるので普段の1.5倍増しぐらいの集中力で搾乳を進めていきます。
途中、
「だいたい、こういうときって一番最後の牛が乳房炎だったりするんだよなー」
って一緒に搾っているスタッフAさんと話しながらチェックしていく。
でも、全然調子の悪そうな牛は見つからない。
乳房炎、ゲットだぜ!
そして、一番最後の牛。4産のベテランで今まで何度も乳房炎になっていて、乳量も牧場ベスト3に入るぐらいよく出る牛。
前搾りで様子を見ると、
「あー。これだ・・・・・。orz....」
もう、一発でわかるやつ。
搾乳後にフィルターをチェックしたら問題なし。ほぼ、この牛が原因だったと見て間違いなさそう。
仕事やり切った感のある朝
今どきの牧場であれば、1頭1頭チェックしながら搾乳できる仕組みもあるので、すぐに乳房炎の牛は出荷しないようにできるのですが、僕がいる牧場はその仕組みが使えないので、1頭ずつチェックしていくしかない。
なので、乳房炎の牛を見つけると、 「よっっしゃ!」ってガッツポーズを心のなかで取ってます。
こうして、乳質の悪いものは出荷しないようにして、常にいい状態の生乳を出荷していますので、安心して乳製品取ってくださいね(笑)。