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大切なことはメールでは届かないんだよ。

星の王子さまの有名なフレーズを思い出さずにはいられなかった朝のニュース。

このニュースを見た人はどう感じるんだろう?

セキュリティ対策のプロとも言える方からの最後の一言。

トレンドマイクロ・JC3分析チーム 松ヶ谷新吾さん「正規の銀行アプリを使ったり、正規のサイトにあらかじめブックマークしたところから必ずアクセスすることが一番重要になってくると思います。慌てないで、メールやSMSをクリックしないということ」

https://news.yahoo.co.jp/articles/a0260c4c3b838b24396e3f2997a1524ef8a6ee7c

この言葉を見て、”注意しなきゃ!”と真面目に捉える必要はないと僕は思います。

大切なこと、1つだけ言いますね。

自分が連絡先と認識しているメールアドレス・電話番号以外から”何かしらの行動を促すお知らせ”は全て無視・即削除する。

これだけでまず、ほとんどのフィッシングメールは防げます。あとは、Gmailをうまくフィルタリングに使う等すればほとんどの被害は防げます。

悪者の皆様はとても賢い方々なので、生成AIで判別の仕組みを作ったとしても、すぐにそれを上回るような騙し方を考えてくるいたちごっこが続くと思われます

メールやSMSは性善説に基づく仕組み。悪者は好き放題できる

メールアドレスは送信者を偽ることは容易ですし、SMSも電話番号が基本なので、誰が送ってくるかを確かめる方法がありません。
もともと、悪者がいない良心を持った人達が仕組みを作り上げたのがメールの仕組み。

そんな仕組みを使って、金融機関等が利用者に何かしらのアクションを起こさせる事は200%ありません

もし、そんなことをさせる金融機関があればとっとと解約してください(笑)。 

メールは”葉書(はがき)”です。送信途中で誰もが見ようと思えば見れる

これも、僕達にとっては当たり前の事なんですが、メールの中身はインターネットで送られる途中のサーバー上で見ようと思えば見ることができます。郵便はがきと同じ。それぐらいの意識を持ってメールを使ってます。

日頃からの”本人感”を意識する

普段からSNS等で情報を出している人の書き込みを見ていると本人かどうかの感じが見えてきます。この”本人感”が見える場合は安心できますが、そうした本人かどうかの判別がつかないようなことは基本的には信用しない方がいい。

世知辛いようですが、これぐらいの意識を持って接する必要があるのがインターネットの世界です。

ほんと、騙されることのないように気をつけましょう。


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