(SIM)ロックよさらば
友人から、相談を受けたので古いiPhoneの処分を頼まれてみた。
古いiPhoneを処分したいとのことで、設定画面を確認してみると、どちらにもSIMロックが掛かった状態。
中古で売る時には、”SIMフリー”化しておくのが基本
新しいスマホは全てSIMフリーが基本なので、特に作業は必要ないのですが、当時の総務省の資料を見てみると、
今回の2台は2021年9月以前のiPhoneなんで、SIMロック解除手続きが必要。
細かい手順はここでは省きますが、それぞれ、au,softbankでサイトから情報を引っ張ってきて、解除のためだけにIDを作ってあげると、オンラインでSIMロックを解除。
いやー、めんどくさかった(笑)。
契約が増える方の手順は楽ちんなんですが、こういう回線契約が減るような手続きって探し出すのも実際にやってみるのも一苦労な場合が多いんですよね。
今は自由に携帯端末と回線契約を選べる時代
とはいえ、いまは前述の総務省の指針に沿った状態が続いていて、携帯電話はSIMフリーでの販売が基本。どこで買ってもいいし、回線契約もどこと契約してもいい。安さばかりを求めると使い勝手が落ちてしまうので、本当に自分の使い方に合った回線契約を選ぶと、思った以上に低コストで使い勝手のいいスマホを作ることができます。このあたりは1人1人の利用シーンが異なるので、相談いただいたクライアントさんには個別にフォローしています。
時間と手間をかけれるならメルカリへ。中古販売もあり
こうしてSIMフリーにできた中古iPhone はメルカリや、中古iPhoneを買い取ってくれる大手のサイト等を利用して市場にお返しするのですが、これだけ古いとメルカリでもよほどの美品じゃない限り値もつかないと思います。
iPhone8までの機種って、手にしっくり収まる感じがいいのですよ。今も誰かが使っているんでしょうね。
年々変化するのが、この携帯電話業界の仕組みや法律、サービス内容。
10ヶ月前の状況に比べてみても新プランの内容等を見ると、大手3社はますます高い金額へ誘導されるようになっていますし、サブブランドと呼ばれたものも、わかりやすさが無くなりつつあります。
いずれにしても、SIMフリーが基本となった世の中に流通させるための作業は完了したので、あとはいい感じで使ってくれることを望むばかりです。