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【 Microsoft365 の値上げとできること・できないことを理解する。】

いきなり値上げしてきたMicrosoft365の個人向けプラン

先週末、僕も使っているMicrosoft365 が突然値上げされた。

Copilotを統合してMicrosoft365Personalで使えるようにした

というのがその理由なんだけど、全く使うつもりがない人にとってはただ、値段が40%あがっただけ。

ちょっとひどくない?? 

あまりの傍若無人ぶりに、もう、次のサブスクは更新しない!!と心に決めた。

Googleドキュメントやスプレッドシートを使えばいいし、どうしてもword等を開きたいときだったら、Web版であれば無料で使える。

Microsoftアカウントにログインしてみると・・・・

サブスクの契約変更は、Microsoftアカウントのログインから。

https://account.microsoft.com/

ログインしてみると、もう新しい料金でサブスク更新される状態になっている(泣)。

止めてやるー!!って解約を進めようとすると、今までどこにもでてこなかった今までと同じ料金のMicrosoft365プランが出てきた。

左側がデフォルト。右側のプランはどこにも説明がない

価格が現在のサブスクと同じ料金なので、きっと、新機能が入っていないということなのだろう、という判断がなんとなくできる。

止める!っていう時だけ表示されるという・・・。

新規契約の場合にはこの選択肢はありません。あくまでのMicrosoft365Personalを契約している人がプランを見直そうとした時に初めてこの選択肢が出てきます。

とりあえず、今までの内容で変わりないのであれば問題ないので、右側のプランに切り替えることにした。

今は、なぜか”永続版”という表現が”Classic"に変わってます。

CopilotはOneDriveで自動保存が必須。使える回数は60回/月。

自動的に新しいCopilot付きの状態になっていたので、試しにExcelを動かして見ようとしたら、”自動保存をオンにしなければ使えない”と警告が出た。

そこで、自動保存をオンにすると、強制的にOneDriveへの保存・移動が強要された。

アカンやん(泣)。

これ、全員にOneDriveへの保存を強要するのは絶対にアカンやつ。

何かとトラブルが生じるのでOneDriveを外している場合も少なくないのに、Copilotを使うファイルだけでもOneDriveを保存先に選ばなければならないとは。

あと、Microsoftアカウントの画面を見るとAIクレジットという聞き覚えのない言葉が。

AI クレジットが60クレジットって何?

これもCopilotを使ったら1回クレジットが減り、60回使った月はそれ以上Copilotが使えないというもの。

実際に1回やってみたら、ちゃんと減りました(笑)。

1回使うと1回減ります

まあ、リソースを喰うからむやみやたらと使われたくないという気持ちは分からないでもないけど、値上げしておいて制限かけるというのはなんか違う気がするのだけど、これもMicrosoftなりの考え方だから嫌だったら解約するしかない。

サブスクの料金プランは”面倒くさい”。でも、ちゃんと読み解こう。

最初にMicrosoft365の値上げだけ見ただけだと分からないことが色々とありました。

僕は、Copilotをガンガン使うことはほとんどないので今まで通りの料金プラン&サービスを維持できるように、Microsoft365personalクラシックを使うことにしました。

Microsoftの説明箇所より

これもいつこのプランが消えるか、もしくは値上げされるかわからないので、いつでも止められるように別の手立ては常に考えておくことにします。

本当にそのサービスが必要か? を常に自問自答する

ソフトウェアはもちろん、動画配信やら何やらと様々なサービスでサブスク課金が多く、一度契約すると面倒なので見直し等をかけることもあまりありません。 携帯電話の契約なんかもそうですよね。面倒なので、店員の言われるがままに契約する人が少なくない。

でも、大切なお金を自分の意思で本当に必要と思われるところで使いたいなら、この面倒くさいことを必ずどこかで乗り越える必要があります。

自分が契約しているサービスの内容がどうなっていて、そのサービスが今の(もしくは将来の)自分にとって必要なのか? 

今回のように突然の値上げが降り掛かってきた時は、サブスクの要不要を自問自答するいいタイミングだと考えましょう。

WordやExcelのためだけに契約しているようなところもあるのですが、こうしたソフトウェアに縛られてしまう時代ではないんだよ、ということに気づかせてくれたのがきっと今回の値上げなんだと思います。

本当に自分がこのサービスを使うかどうか。

よく考えてみたうえで、料金プランを選ぶようにしましょう。

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