あなたの常識は本当に常識ですか?



「最近、ISMSが取得してますか?ってよくお客さんに聞かれるんですよねー。」

という広告を朝から目にしてついつい、「そんなやつおらんやろー!」(by チッチキチー)とツッコミ入れてしまいました。

あと、テレビのCMも

このCM、僕が何度見ても意味わからないんです。データを返すとか返さないとか。どっちでもええやん!って思っちゃいます。

ISMS(ISO27001 )については、ここでは詳しく触れませんが、ご興味ある方はコメントください。

ISMS取得・維持管理についていくらでも喋れます。
おっと、僕まで非常識な事話しそうになってるし(笑)。

自分の常識は他人の非常識。 逆も然り。

件の広告は、いずれも目線が”自分起点”なんですよね。
受け手の日常の中にはISMSも名刺のクラウド保存もほぼ関係ない。
サービスを提供する側は日々触れているから当たり前に見えていることも一歩会社の外に出るとそれは常識に非ず。

あんたもちゃんと肝に銘じときなさいよ、って言われてる気がしました。

どうもIT業界ってこういう癖が強いんですよね。

自分目線で相手も理解してくれると勝手に考えてしまう悪い癖。

IT技術に対する見えない恐怖感みたいなもの

IT業界とは違う世界に住んでいる人達の多くが感じるのは、このIT技術に対する見えない恐怖感みたいなもの。なんか、スゴイことできるけど、中で何やってるか全くわからないんですよね。

恐怖感・不安感みたいなものが来るのはそのあたりに原因があるからなんだろうなあ、と思う。

常識は過去からの判断の積み重ね

常識は、その人や社会が経験し、積み重ねてきた判断が集まってできたもの。だから、業界や世代が違えば異なるのは当然。
相手に伝わるように話したいと思ったら、”受け手の常識”を常に考えながら話す必要があります。

常識をぶっ飛ばすのはアーティスト

アーティストの舞台や音楽、芸術なんかはこうした常識なんか関係ないぶっ飛んだものを提供してくれるから価値がある。自分の中が常識で凝り固まってきたら、芸術を浴びた方がいいですね。

日々常識は更新されていく

こうした”常識”は明日突然書き換わることもあります。今まで何度もそういうことありましたよね。大きな事件や戦争なんかがあれば一瞬で。なので、自分の常識にこだわってるなんてほんとに意味がない。相手に喜んでもらうのが一番いいやん、って思う。

相手の常識を理解する。自分の常識は書き換える。

そんな毎日を過ごしてたらIT業界の非常識に気付くようになりました(最初に戻る)。

ん。。。。 オチがない・・・?  ご容赦!!

ご容赦といえば、これ。賞味期限1日。


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