見出し画像

超体感!“ニッポンはじまり”の旅 神秘と絶景の参詣道を視聴しました

超体感!“ニッポンはじまり”の旅 神秘と絶景の参詣道をNHKプラスで視聴しました。
3本に分かれた5分間のミニ番組です。

  • 「奈良市」

  • 「大峰山」

  • 「大神神社」

やまと
日本を指す言葉、奈良を指しています。
ニッポン始まりの地です。
祈りの文化をさぐります

超体感!”ニッポンはじまり”の旅 神秘と絶景の参詣道 「奈良市」

■奈良町
近鉄奈良駅の直ぐ側にあります。
平城京が都に移ってからできた伝統的な街です。
軒先に吊るされた不思議な人形、身代わり申

■庚申さん
身代わり申は、猿が背中を丸めている人形です。
庚申堂とよばれるお堂があり、青面金剛像が祀られています。

身代わり申 Wikipedia

■11月庚申さんの最終日
身代わり申を返して感謝のお祈りをします。

■かき氷
この界隈にある店は20以上、一年を通じて楽しめます。
どうして奈良でかき氷が人気なんでしょうか?

■氷室神社
氷の聖地とよばれる神社です。
献氷祭が行われ、参拝者にかき氷が振る舞われます。
おみくじも氷の上に載せると文字が浮かび上がります。
この氷室神社のご利益は難問氷解です。

■若草山
山頂からの絶景、聖武天皇も国見をしたのでしょうか。
山焼きのあと一斉に目を出すわらびを材料にしたのがわらび餅

■東大寺
上院にある、二月堂修二会(お水取り)が毎年3月に行われます。
一度も途絶えたことのない祈りの儀式です。

超体感!”ニッポンはじまり”の旅 神秘と絶景の参詣道 「大峰山」

■大峰山
白装束で身を清めて入ります。
6kmの山道を歩きます。
「懺悔懺悔ざんげざんげ六根清浄ろっこんしょうじょう」
登ること三時間、8合目付近、紀伊山地が一望で来ます。
鐘掛岩高さ30m垂直の壁を登ります。
断崖絶壁「西の覗」に到着
高さ200mから身を乗り出す捨て身の行です。

■山頂には大峯山寺があります。
1300年前に建立したと伝わります。

大峯山寺 Wikipedia

超体感!“ニッポンはじまり”の旅 神秘と絶景の参詣道 「大神神社」

■山の辺の道
とても由緒ある道、日本初のハイウェイ「山の辺の道」
その道沿いにあるのが大神神社、日本最古の神社の一つです。

■大神神社
御祭神は大物主大神
この神社、本殿がありません。
拝殿の奥にある三輪山自体がご神体で神がやどります。
11月に行われるお祭り新酒ができるよう祈願するお祭りです。
ここは日本酒発祥の地として信仰を集めてきました。
疫病流行を鎮めるため大物主のお告げで酒を創ったのが始まりと伝えられています。
発酵は自然界の微生物でするので神の祈りのところもある酒造りです。
水は三輪山の伏流水、軟水で口当たりのよい酒になるそうです。
今年も新酒ができました。
最初の一杯は三輪山の神様に捧げます。
神様と寄り添いながら作る三輪の酒です。

大神神社と三輪山 Wikipedia

たまたま知ったのがこのミニ番組です。
歴史番組ではなさそうなので気軽に視聴しました。
早朝5時放送らしく、インターネットがないと見逃すような放送時間です。
奈良は大好きな街なので、つい気になって視聴しました。
大神神社は、日本最古級の神社で、以前に神南備山の三輪山に登ったことがあり、禁足地に入るということで、神聖な気持ちになったことを覚えています。
日本最古のお神酒というのは、疫病対策でアルコールに効果があることを古代の人たちは、わかっていたのかもしれないと思うと、興味深い話ですね。
まあ、おそらくアルコールに消毒効果があるとは解明されていない時代なので、神様が守ってくれているという感覚だったのでしょう。
疫病が流行り人口の半分がなくなったのが肇国シラス天皇・崇神天皇の御代の話です。
古代から疫病というのは世の浮き沈みの鍵を握っていたんですね。

いいなと思ったら応援しよう!