ツバメ一家と我が家（画像はツバメ夫婦）
ある朝いきなり我が家のツバメ夫婦が子ども達を連れてきた。随分早くないか。ついこの間、卵の殻を掃除したばかりだ。雛は4羽で、もう自由に飛んでいる。まだまだおっかなびっくりだが。ツバメ達と我が家は奇妙な因縁がある。4、5年前に営巣した時、となりの草茫々の空き地から侵入してきた蛇がコンクリートの壁を這いのぼって巣を襲おうとするのを私が阻止し守ったが、毎日毎日守りきれず、ついに巣が落とされ雛が食べられてしまうという事件があった。夜寝る前の見守りと蚊取り線香を炊くくらいしか策が無かったから。それから毎年、ツバメがやってくるようになったが、営巣しなかった。今年は果敢にアプローチされ、ついに玄関の天井に営巣。ツバメ用の出入口を開放した。一日一度雛の糞掃除が日課になったが、ツバメ一家は数年前の痛ましい事件を記憶しているように感じられる。毎日ツバメ語をマネしている。
