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上をゆけ

世紀末の頃、都内のコンパクトだが非常にパワフルな研究所↔出版社に出入りして、昭和の怪物的社長(伝説の選挙参謀)のご指導ご協力を頂き、幾つかの企画を立ち上げる経験をした。例によって大きな実は結ばなかったが、その後の人生にじんわりくる生きた教訓を得た。団塊の時代という巨大な時代の滝に現れた傑物だった。中でも1番印象に残る指導は、

『上をゆけ!』

という言葉だった。たとえどのような変化が来ようとも、そのさらに上をゆけ!という簡潔明瞭極まりない指導。彼ら団塊世代の退場とともに、この国の運勢は縮小退化の波に巻き込まれ今に至る。アメリカの属国という立場を戦略的に活用した日本主導の世界戦略など夢のまた夢。今や民族国土への貢献や普遍的な人間愛に満ちた国家運営者、文化指導者は払底。グローバリスト勢力の威をかる仮面日本人勢力(大陸・半島出身)が政府・政党・財界・産業界・メディアを完全に手中に収め、我が身我が身内を肥やすために国民を絶滅収容所に送りこむ。しかし私たちは、さらにその『上をゆかねばならない』。■一つの千年戦略として、かのユダヤ民族の編み出した方策が、今私の脳裏に影をさしている。それは、日本人・日本民族の定義を『DNA主義から日本文化習得システム(日本教)に切り替え深化させ、目の青い、肌の黒い、歴史上最高最強の世界的シン日本人(man of respect)を生み出す、次の世界を創発する』ことだ。今の日本人以上に日本文化を愛し育み深め、道義と決断力の規範たる世界のサムライを具現するシン日本人を生み出す。ユダヤ教を信仰する異なる血の人々を残らずユダヤ教徒として同胞化し、欠陥の為、滅びに瀕しているとはいえ、今日の世界を創造してきたのは、かの多民族ユダヤ人に他ならないから。

上をゆけ!

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