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量子精神学の挑戦 エレクトロマグネティック・シャーマン 【体内聖地防衛戦】序5. 参照:●『シャーマン』ジョーン・ハリファクス著 ●『電子洗脳あなたの脳も攻撃されている』ニック・ベギーチ博士著 ■画像は『シャーマン』より。中国道教の護符は、シャマニズムの諸要素を持つ呪術の実践形態を示しており、幸運の獲得、不運の回避、精霊との交感を援助する… 《シャーマンは脳内の量子場エネルギーに意識を乗せる》

▶『シャーマン』▲                                    “力の網                                                   シャーマンにとって、啓示された世界に存在するあらゆるものごとは、その世界のなかで生命力を持つものである。この生命エネルギーの力は、ポリネシアのマナ、スー族のワカンダのように、万物に浸透する神の力と考えられている。生命が力であるという認識は、シャーマンの悟りである。力の調達者との交わりは、シャーマンの仕事である。その力に精通すること、これこそがシャーマンの到達すべき境地なのである。                           

……チュクチ族シャーマンが言明するように、「存在する万物は生きている」のである。シャーマンは宇宙のあらゆる現象を擬人化し、人間としての性質を賦与する。樹は斤の下で身震いするし、太鼓はばちの下でむせび泣く。万物は影響力を放つ情念を持つ。人間界と同じく本質的には予測を許さない宇宙においては、シャーマンが行なう力の汲み上げは、死の可逆性、かたちの変容、時空間の超越などを可能にするものなのである。                    シャマニズムを信奉する多くの民族は、力を意志と直覚との双方に結びつけ、意識を感受する能力を持つ存在は、いずれも他者に影響を及ぼす潜在力を持っていると信じている。力の網は森羅万象を動かす。シャーマンはこの網を動かすべく行動し、人間の行う活動と相互作用の通常の境界をはるかに越えていくことができる。                                                          〈神に選ばれた者〉は力の網に通路を穿つ。他の人々にはできないことである。スー族の呪術医レイム・ディア(跛鹿)は、あるとき、力について語り、力は相続できるものではないと言った。人は力を得るために努力し、断食し、夢に描くこともできるが、それでも力が必ずしも到来するわけではない。……力を召喚するには、シャーマンはまずカオスの領域、識閾へと導かれるが、そこで宇宙は無秩序状態にあり、力は自由に動き回っている。…こうした力を統御するには、最初にエクスタシー状態が必要となってくる。”


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▼『電子洗脳』▼                                      “外部の電磁場が生体分子と共鳴し、その分子が誘起電子流や電磁結合によってエネルギー交換をしたらどうなるのか。研究者によって、人体の細胞はフィルターやチューナーに似ており、自身に適合する電磁信号のみを認識することが明らかになった。電磁結合は、生物のあらゆる側面で非常に特殊な「制御効果」を生み出す。人間の体、脳、心の周波数コードは、いったん解読すれば活用できる。ウィルスやバクテリアなどの異物の侵入を阻止したり((✷‿✷)促進したりもできるよね!?)、体内の化学反応や代謝プロセスを調節したり((✷‿✷)撹乱したりもできるよね!?)、知覚を変える情報を脳に送ったりすることが可能になるのだ。       生物を非常に複雑な生物物理学的ナノ回路としてとらえ、物理学の法則を適用すると、きわめて特殊な結果が得られる。……変換器とは、電磁誘導を通して、周波数を変えずに、ある電気回路から別の電気回路へエネルギーを移送する装置だ。同様に、生物間でエネルギーを移送する方法も誘導という。…                     ……人体内に磁場が発見されたのは1963年になってからで……


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◉‿◉電磁シャーマン(✷‿✷)                  科学者達が大脳新皮質をフル回転させて実験から数値を取り出し、隠れている理論、方程式を言語化する作業を、シャーマン達は自分の体内・脳内の量子エネルギーに意識を乗せることで、壮大な宇宙叙事詩としてとらえていると思う。例えば、『チベットの死者の書』では、死後、体内の霊魂が肉体や脳内の残存エネルギーを神々諸尊として知覚し、やり過ごしつつ、自分の死体のそばでグルがささやきかけてくれる枕経に導かれて体外へと脱出する行程に表現されているように。       私たちの感覚器官は物質的な肉体器官による知覚にすぎない。脳内の量子場を覚醒して得られる、別の波長の非物質的な量子器官により見た場合、当然対象もまた、物質のまとう量子の姿を現すはずだから。その描写は限りなく、シャーマンの体験する異界に近いと思う。

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