荒地のエンジン25. “狩猟民のDNAを発現させるプロジェクト”
農水省で発酵肉勉強会を開催。前回の災害食ローリングストック備蓄ステーション=自販機モデルのバージョンアップモデルの情報共有と農水省側の指導、コメント。参加者は、岡山のM大学M.K.教授。三重県の世界的活水技術メーカーF社からS氏(北海道から関東までの広域担当者、以前からの法務省刑務所農業勉強会常連)。長野県諏訪からのソーラー発電蓄電簡易栽培ハウス(緊急時避難ハウス)開発者(通常は漢方植物、朝鮮人参栽培、ツムラ社買取)のN社長。山と渓谷社から『山と渓谷』編集部M女史、法人営業部からI氏とW女史(2名ともに狩猟免許保持、『狩猟生活』担当。)そして私。
■47都道府県の農山漁村からの中央卸売市場ルートを活用する豊洲市場への災害食・災害食用農畜水産物の供給。豊洲市場から加工工場、災害食自販機への供給が可能なため、輸送コストがあまり上がらない。次回3月の農水省勉強会への豊洲市場協会、S区役所の参加内定。
■ジビエ肉の熟成~発酵長期保存(年単位)と狩猟文化、狩猟愛好者層のマッチング。『山と渓谷』『狩猟生活』と農水省農村振興局政策のマッチング。あらっぽいデッサンで、山と渓谷社による編集記事協力、読者層によるバーチャル研究所化などの宿題を山と渓谷社スタッフにお願いした。
最後に■諏訪からのH社N社長によるソーラー発電蓄電簡易栽培ハウスの都市と農村における新しい農業スタイルの可能性。大災害時の緊急簡易避難ハウスとなり、ブラックアウトしても冷暖房、冷蔵、調理、生活を可能とする多目的簡易ハウス。当然、都市農業スタイルのコアシステムでもある。災害食自販機ステーションとの連結による大都市圏の強力なサバイバルと積極的避難を可能にするモデルは23区区役所防災担当、豊洲市場協会にもインパクトある提案となるだろう。
3月上旬の第3回勉強会にはいよいよ23区からS区役所、豊洲市場協会が参加する。さらに飯能市役所、秩父市役所も参加呼びかけ予定。災害食供給の長いラインを結ぶモデルの共有とブレストを行う。農福連携の指導者T大学、K.H.教授による総括指導が期待される。
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