畳一畳のエネルギー
人間はじつは群体の生き物だ
私たちの心の中には無数の仲間がいて
期待と落胆を繰り返している
単調な海を航行してゆく船が私たちだ
祖先の冒険や探索や努力が展示されている移動美術館
何度も死にかけ滅びかけた祖先の声
食べ物集める決死の旅
眠りが救いそのものだった
毎年帰ってくるツバメの一族が寄付く
この家にはまだ見えない乗組員がいる
お前の得ては何だ?
お前の生の意味は?
畳一畳のエネルギーから先祖が始めた私たちの生
丁半博打のような人生
山へ行って竹の葉拾った人生
どうやら私はジョーカーらしい
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