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走りながら思想しよう 22.

今日東京に出発するのに在来線の駅で、お祖母ちゃんに手を引かれた知らない幼児からいきなり手をふって挨拶してもらった。お祖母ちゃんも思わず微笑んでいた。また今新幹線の中で幼児がお母さん相手にじゃんけん遊びに熱中している。最近良く若い夫婦のまわりを飛び回るように幼い兄弟がはしゃぎまわり、まわりから微笑みを集めているのを見る。今も、新幹線の中で大人たちが眠りにおちている中で、お母さん相手に遊びに熱中している幼児の無垢な幼い声にふと思った。
7歳までの子供は神なのだというが、小さな子供達は実は神遊びをして大人たちに神々の祝福励ましを力いっぱい与えてくれているのではないだろうか。まだ若いお父さんお母さんに、一生懸命神遊びをして、元気の素である神気を力いっぱい与えて元気づけていると感じた。子供達はまだ神様の膝の上にいるのであり、先祖達が子供となって戻って来てまた家族をささえ父母祖父母そして疲れた大人たちを無邪気に癒やしてくれているのではないだろうか。私たちは彼らからの癒やし励ましをもらっただけでよいのだろうか。何かを彼らにこたえてお返ししなければならないのではないか。この国にこの社会には子供達が神様の膝の上から次々とやって来る。難しいことでなく、ただ子供達からのかけがえのない応援のご神気に私たちもまた何ごとかをお返ししなければならないのではないだろうか。ただ微笑んでいるだけでなく、ただ日々を過ごしているだけでなく。


■画像はヤフーお祖母ちゃんと孫画像より。

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