7つの要素で、説得力の高いお客様の声を作ろう!
セールスコピーライターの野口です。
セールスレターでよく使われるパーツに、お客様の声(テスティモニアルとも呼ばれています)というものがあります。
「私は元々こんなに悲惨でした・・・でも、〇〇のおかげで今では人生が最高最強のハッピーDayを送れています!〇〇は全人類にオススメでっす!!」といった感じで商品をオススメしてくれるお客様の生の感想のことです。
お客様の声は販売者目線ではなく、あくまでも読者であるお客さんと同じ立場の人の話なので、うまく機能すれば商品に対して信頼が高まります。
ただ、お客様の声を使う時にはコツがあるのです。
それが、
「実在する人物であることを感じさせる」
という点です。
そもそも、なぜお客さんの声をセールスレターに掲載するのかというと、「実際に存在しているお客さんが売り手ではなくお客様目線で語ってくれるので信頼が高まるから」ということにあります。
つまり、実際に存在する人物が話しているということが伝わらないとダメなのです。
最悪なケースが「匿名希望Aさん」といった、本当にいるんだかいないんだかわからない謎の客。
こんな謎のお客様の声を出しても、創作だと思われれば逆に不信感に繋がりますし、出さないほうがましです。
ということで、今回の記事では、お客様の声で使える要素を7つ列挙したのでご覧ください。
1.本名を出す
名前は本名がベストです。匿名希望なんてもう最悪です。また、ビジネスネームを載せるケースもありますができれば本名がいいです。ビジネスネームもいってみれば匿名みたいなものなので安心感に欠けます。
2.プライベート感ある写真で顔を出す
次は顔出しすることです。さらに、いかにもビジネス風な宣材写真よりは本人の人間性がわかるようなプライベート感ある写真のほうがいいです。要は、お客様の声なので洗練された写真というよりも、読者と近しい存在であることを伝えるほうが大事なので、プライベート感を出していきましょう。
3.住んでいる場所をできるかぎり明かす
できるだけ詳細に明かしたほうが実在性が増します。関東在住よりも東京都在住。東京都在住よりも東京都練馬区在住のほうがいい。
4.肩書、職業、職場はまともに見せる
株式会社〇〇勤務、税理士法人〇〇勤務、株式会社□□代表取締役社長など実際に存在する会社名や職場があると安心できます。間違っても、「宇宙の意思を伝達するトップアカシックチャネラー」なんていうわけわからない肩書きはダメです(よく見かけるやつ)。
5.ホームページやSNSアカウントがあればリンクを載せる ※注意あり
お客さんが運営しているホームページやSNSアカウントがあれば載せましょう。ただし、セールスレター内にリンクを載せると離脱される可能性があります。離脱されるのが嫌ならば、リンクは載せるけどクリックしても別ページに遷移しないように工夫しましょう。
6.読者と属性が近い人物にする
例えば、「頭が良さそうに見える話し方講座」を売るとして、お客様の声に東大卒なんかが出てきたらダメです。いやいや、元から頭いいでしょ?と反感を買います。できるだけ読者層の学歴と近しい人を選ぶことで共感も生まれます。
7.動画でインタビューする
最後はこれ。動画に出演してもらってお話いただくことです。ここでのポイントは上手に話さないこと。普通の一お客さんが上手に喋ってしまったらサクラなのかと疑ってしまいます。いかにも素人くささを出したり、変に気負わずにナチュラルに撮るのがよいです。
ざっとですが、以上の7つです。
もちろん、お客さんの都合で全部を公開することはなかなか難しいも思います。そんな時は少しでも公開できる範囲を増やしていって信頼感を高めていきましょう。
本日は以上です。
ありがとうございました。