NW試験対策:GPTに"OSPFのLSA"について聞いてみた
最近はGPTを使ってNW試験勉強をしています。
参考書より分かりやすかったりするので、備忘録として記事にします。
プロンプトとかはあまり意識していません。
あなたはネットワークスペシャリストです。 ネットワークスペシャリスト試験に出る範囲で質問に分かりやすく回答して。 2者会話形式で回答して。 具体例や例え話があると分かりやすいです。 あと覚え方のコツなどを検討して
と聞いて、あとは「⚪︎⚪︎について教えて」と聞いているだけです。
今回は、「OSPFのリンクステートアドバタイズメントについて教えて」を質問しました。令和3年の午後I-2が難しかった。。
OSPFのリンクステートアドバタイズメント(LSA)とは?
登場人物
👨💻 新人エンジニア(エンジニア)
🧑🏫 先輩エンジニア(先輩)
会話形式で解説!
👨💻:「先輩!OSPFのLSAって何ですか?試験に出るらしいんですけど、正直よく分かりません…。」
🧑🏫:「いい質問だな!OSPFはリンクステート型のルーティングプロトコルで、ネットワークの情報を**LSA(Link-State Advertisement:リンクステートアドバタイズメント)**っていう小さな情報単位に分けて交換するんだ。」
👨💻:「小さな情報単位?具体的にはどういうことですか?」
🧑🏫:「例えば、会社のオフィスに誰がどこに座ってるかを全員に伝えるとしよう。
RIPみたいなディスタンスベクタ型なら、『私は〇〇さんの隣にいます』っていう情報だけ伝えて、伝言ゲームみたいに広がる感じ。
OSPFみたいなリンクステート型なら、『私はAさんとBさんとCさんに隣接しています』っていう詳細なリスト(LSA)を作って、全員に配るんだ。
この違いが大事!」
👨💻:「なるほど、全員が詳細なリストを持つことで、より正確なルーティングができるんですね!」
LSAの種類
👨💻:「じゃあ、LSAにはどんな種類があるんですか?」
🧑🏫:「試験でよく出るのは、5種類だ!表にすると分かりやすいぞ。」
LSAの種類 番号 役割 ルータLSA 1 自分(ルータ)が持つインターフェースの情報をエリア内に広報 ネットワークLSA 2 DR(デザインルータ)がエリア内のネットワーク情報を広報 ネットワーク集約LSA 3 ABRが別のエリアへ送る集約情報 ASBR集約LSA 4 ASBRの場所(外部ルートへのゲートウェイ)を伝える 外部LSA 5 ASBRがOSPF外のルート情報(例えばBGPなど)をOSPF内に広報
👨💻:「うわ、種類が多くて覚えられなさそう…。」
🧑🏫:「大丈夫!**『ルーネット集約AS外』**で語呂合わせだ!」
1️⃣ ルータLSA(Router LSA)
2️⃣ ネットワークLSA(Network LSA)
3️⃣ 集約(ネットワーク集約LSA)
4️⃣ ASBR集約LSA
5️⃣ 外部LSA
👨💻:「おぉ!これなら何とか覚えられそう!」
LSAの流れ(交換プロセス)
👨💻:「LSAって具体的にどうやって交換されるんですか?」
🧑🏫:「簡単に言うと、OSPFは隣接関係を作る→LSAを交換する→データベースを同期するって流れでルーティングテーブルを作るんだ。フルステートになるまでの手順も試験で出るぞ!」
OSPFの状態遷移
状態 役割 Down お互い通信していない状態 Init 片方向のHelloパケットを受信 2-Way お互いHelloパケットを交換し、隣接関係確立 ExStart DR/BDR選出(マスター/スレーブ決定) Exchange LSAヘッダを交換して、データベースの違いを確認 Loading 必要なLSAの詳細情報を取得 Full ルーティングテーブルが完成!
👨💻:「試験ではこの7つのステートが問われるんですね…。」
🧑🏫:「その通り!特に2-Way、Exchange、Fullは頻出ポイントだから要チェックだ!」
まとめ
✅ OSPFはリンクステート型で、ネットワーク情報をLSAに分けて交換する
✅ LSAには5つの重要な種類があり、「ルーネット集約AS外」で覚える
✅ OSPFのルーティングは7つの状態遷移を経てルーティングテーブルを作る
👨💻:「めっちゃ分かりやすかったです!試験対策に役立ちそう!」
🧑🏫:「おう!じゃあ次はDR/BDRの仕組みについて説明しようか?」