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個人的に凄く良いと思うピアノ曲の紹介〜 スクリャービン 幻想ソナタ2番



今日、海辺を散策していたら、良い写真が撮れたのでこの記事用に使ってみることにしました🙂 そしてここ最近ピアソラの曲の紹介が多かったので、原点に戻って?再びスクリャービンの曲の紹介です。

スクリャービンのソナタ2番:幻想的な音の世界へ

スクリャービンのピアノソナタは、一般的な知名度はあまり高くはないですが中々の傑作揃い!だと自分では思っています。個人的に好きなのは、順番に4番-2番-9番-5番-3番が-1番です。

普通の人なら1番好きな曲からの紹介になると思うのですが、性格的には1番好きなものはあとに取っておきたいタイプなんですよね。(ちなみに食事を取るときも美味しいものは最後に取っておくタイプです)

ということで今回ご紹介するのはソナタ2番です🙂 ソナタの第2番は、スクリャービンのソナタの中でも非常に美しい曲だと思います。そのために幻想ソナタなんて呼ばれているらしいです。2つの楽章から構成されており、それぞれが全く異なる良さをもっています。

第1楽章:静寂と波のささやき

第1楽章は「アンダンテ」と呼ばれ、ゆったりとしたテンポで始まります。最初の出だしは、静かな湖のほとりで、波のささやきを聞いているかのような気分になります。しばらくはゆったりとした平和で綺麗な旋律が続くのですが、途中からいかにもスクリャービンらしいドラマチックな曲の盛り上がりがあります。以下にYouTubeで公開されていた動画から拾ってきたものですが、丁度3分33秒あたりから、盛り上がりのパートになります。そしてその後はメロディが繰り返されますが、曲は変化しているので聴いていて飽きません。とても穏やかで、リラックスした雰囲気がありつつも、退屈な曲ではない。一般にあまり知られてはいませんが、本当に良い曲です。

第1楽章

第2楽章:嵐のような力強さ

第2楽章は「プレスト」と呼ばれ、非常に速いテンポで演奏されます。この楽章はエネルギッシュで、とてもドラマチックです。この曲を作曲したスクリャービンの情熱と創造力がひしひしと伝わってきます。第1楽章が静寂という感じであるなら、第2楽章は、まさに嵐ですね。

第2楽章

個人的にはどっちが好きかと言われると…悩みますね。どっちもですかね😅 1楽章かな?

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