子どものために、やっていいこと悪いこと
子どものためにという理由を盾に自分のクローンを作ろうとする親がいる。
あなたが完ぺきならそれでいいのかもしれない。
誰からも愛され、成功し、最高の幸せを手に入れた。だから子供にも同じく育ってほしい。
そう思うならあなたの意見に従うのがきっと正しい。
けれどももし、子供に自立してほしい、やりたいことをやってほしい、自分なりの幸せを掴んでほしいと思うのであれば、絶対にしてはいけないことがあります。
それは、アドバイスです。
あなたの経験、知識から見出されたものをあなたが子供に伝えた時点で、その点に関するMAXの点数があなたの位置になります。
70点しか取れなかったあなたが80点の取り方は教えられません。
こうしていれば80点取れたかもなあという考えは、そうできなかった時点で意味がありません。
このテキストとこの勉強法で東大に受かると思うよ!と、なんとなくでそこらの大学を卒業して、ちょろっと合格体験記を読んだ人が言った方法より、東大卒とか現役東大生の言葉や東大へ導き続けている予備校講師の言うことのほうが意味があります。
すでに結果を出しているからです。
大事な選択は必ず自分でさせること
進路をどうする、部活はどうする。
子供には選択する機会が沢山あります。
大人だって1日に数千回の〜とかっていうクソみたいな理論はいりません。どうせ論文読んでないでしょ。一次情報読めるようになってから言ってくれ。
話が逸れましたが、子供の選択の機会を親が奪う、あるいは親が誘導するのはやめましょう。
後々、子供に必ず言います。「自分のことなんだから自分で決めなさい。」と。
今までの選択の機会を奪っておいて、こういうことを平気で言います。
子供の選択の機会を奪うことで影響が出ること画2つあります。
①選択する力が身につかない。
②後悔が解決しない。
①については、判断力や決断力というものも失われます。
決められる人生、決めてもらえる人生を歩んでいると、どうしたらいいかわからず、口コミに流されたり詐欺にあったり宗教にハマったりするでしょう。
②については、「あのとき、もしああしてなければ…」と思っても、自分の責任じゃないから受け入れることがいつまでも出来なくなります。
そして、選択を奪った親は子供が悲しむ責任を取りません。
こういう悲劇を生んだ元凶である親は子供が苦しんでいるのを見てあのセリフを言います。
「あなたのためを思ってのことだったのよ。」
子供は親のオモチャじゃない?
子供は親のオモチャじゃないんだよ!っていう描写をたまに見かけます。
これ、変なんです。
子供を好きに使って無茶苦茶にしていいわけないんだぞって言いたいのかもしれません。
けど、そもそもオモチャも大切に扱ってほしい。
オモチャに対して乱暴にしていいよだなんて、そんな人に子供は〜とか語る資格は無いよ。
オモチャも大切にし、子供も大切にする。
大切にするなら子供のことをオモチャだと思ってもいいよ。
キレイにして、ちゃんとしまって、朝スイッチを入れて、夜まで動くのを眺めて楽しめばいいよ。
子育てってのは一大プロジェクトじゃないからな。
子育てをさも偉いことのように言う人がいるけど、そうでもないぞ。
子供を産むというのはエゴだ。
勝手に作って勝手に産んでる。
誰に強制されたわけでもない。
産まないからと言って罰せられるわけでもない。
親になるってのはそういうこと。
好きでやってんだから趣味と一緒だってことを忘れんな。
金のかかる趣味を選んだのは親になる選択をしたあなた自身だよ。
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