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僕の人生を変えた3人★ミュージシャン・俳優・哲学者


◉一人目 (ブルースリー)

僕はブルースリーに憧れアメリカに行った。

それは一本の映画、「燃えよドラゴン」から始まった。

今までに見たことのないスピードのパンチとキック。

ヌンチャクさばき。

贅肉と無縁の引き締まった筋肉。

「体脂肪あるの?」

「寒い日は大変かも」と思うほどだった。

この映画「燃えよドラゴン」は

初のアジア人主演のアメリカ映画なのだ。


1970年代のアメリカ。ハリウッド。

アジア人が映画に出演する時は、

せいぜい運転手役など脇役。

主演は白人と決まっていた。

そんな時代、「燃えよドラゴン」で主演し、

武術指導も行ったブルースリーは

ハリウッドの歴史とアジア人のイメージを変えた。

「アジア人なのにカッコイイ、スゴイ!」

アメリカ人でさえブルースリーに憧れるようになった。

ハリウッドの有名俳優やNBAのスター選手も

ブルースリーの弟子になったほどだ。


そして、今年2024年7月20には

没後50年だがその人気は衰えない。

特に格闘技をしている人たちの間では

ブルースリーは「神」だ。

僕も少林寺憲法などやったので実感するが、

あれほどのスピードのパンチとキックはマネできない。

速いだけではない「美しい」のだ。

無駄な動きがない。バランス最高。

燃えよドラゴンでの

バク宙しながらの蹴りのタイミングは素晴らしい。

これは普通、マネすると頭から落ちる可能性大。

ブルースリーの技の素晴らしさを語るとキリがない。

しかし、

彼の凄さは技や肉体だけではない。

彼の哲学だ。

実際、彼はアメリカ、シアトルにある

ワシントン州立大学で哲学を学んだ。

そう彼は、

俳優・武道家であり哲学者なのだ。

「わー、カッケー♪」

ブルースリーを調べれば

調べるほど感激した。

その影響を受け僕もアメリカに行き

哲学を学んだ。

僕の場合、英語がわからなすぎて最初は挫折したが。

ブルースリーがアメリカ時代に中華料理屋で

皿洗いのバイトをしたと聞けば

僕もアメリカで同じことをやった。

中華料理屋じゃなく日本料理店だったが。

ブルースは大学は中退、

僕も中退。(うれしかったりする)怒られそうだが。


さらに、

ハリウッドでブルースリーのような

アクションスターを目指した時期もあった。

「アホか?」と思われるだろうが、

それくらい影響力があった。

「学ぶはマネぶ」マネることから始まる

と言われる。

僕もブルースリーのマネをした。

まわりを気にせず

損得なしにやってみたかった。

だから、やって良かったと思う。

◉印象に残った言葉

燃えよドラゴンでの有名なセリフ。

「考えるな、感じろ」
Don’t think! Feel!

Bruce Lee

短い言葉だがこれはスゴイ。

奥が深い!

哲学を学んだブルースリーだから

「考えろ!」と言うかと思いきや

「感じろ!」ときた。

現代人は左脳で考えて物事を解決しようとするが、

縄文人のように右脳で感じて

ひらめきで解決する方法もある。

理屈だけ(頭)で考えてしまうと

自分の感情(こころ)を忘れてしまう。

そのため、

「こっちが得だから」

「これをやっておけば怒られないから」という

損得と忖度の理由で行動してしまう。

こればかりやってると、

いつの間にか「自分が何が好きか」

「本当は何をしたいか」わからなくなる。


なので、

考えるのも必要だが、

メインは自分の感情、心を感じて暮らすほうが

最終的には良かった気がする。

「本当はどうしたい?どっちが好き?」

この問いには「考えるより感じる」ことで

「本音の答えが出る」それを学んだ。

◉二人目 (トミーレインエクシード)

僕は英語の資格試験を専門に教えていたことがある。

それなりにやりがいもあった。

受講生もハイスコアや満点を取り、

高級料亭で接待を受けたこともあった。

しかし、

そんなに試験が好きなキャラではない。

学校が苦手でよく中退するくらいなので。

そんな仕事に疲れたある日、

「久しぶりに音楽でも聴こうか」

とYouTubeを観たところ

ヘビーメタルシンガーの

トミーレインエクシードに出会う。

◎人間とは思えないトミーの声の領域▼

トミーの歌を聴いて体が反応した。

「これだ!これやりたい!」

「こんな風に歌いたい♪」

と一瞬でトミーのハイトーンシャウトの

虜になり仕事を変えた。

そして、

ロックやメタルなど

洋楽を使って英語らしく

歌える話せるロックファンクラブを始め

洋楽英語ボイストレーナーになった。


◉三人目 (ロニージェイムズディオ)

ヘビーメタルの始祖、大御所とも言われる

ヘビーメタルシンガーが

ロニージェイムズディオだ。


高校の時、ヘビメタ好きの

同級生が「いい曲があるぞ」と言って

紹介してくれたのが最初の出会いであった。

聴いてみると、

今までのジャンルの音楽とは違った。

「前に力強く進むヘヴィな音楽に

魂のこもったハイトーンシャウト」

これがきっかけで

洋楽の世界に入ることになる。

当時は、ロニーはレインボーという

バンドのボーカルで

のちに自分で立ち上げたDIO(ディオ)という

ヘビーメタルバンドで

音楽人生をまっとうした。


なので、

ロニーは洋楽へ誘ってくれた

好きなアーティストでもあり、

また自分が洋楽で英語をやり直した時にも

お世話になった

「英語の師」でもある。

◆オススメのヘビーメタルソング
よろしければどうぞ♪最近よく聴きます。


◉まとめ

BRUCE LEE   ブルースリー
TOMMY         トミーレインエクシード
DIO                 ロニージェイムズディオ

この3人は僕の人生で

ターニングポイントになった人物である。

僕は彼らを知って

「こんな人間がいるんだ!すげえー」となり

◆ アメリカを目指し

◆ 新しい仕事にチャレンジし

◆ 英語ができるようにもなった。

やってみたいことのヒントをくれた

3人の影響は計り知れない。

僕にとって彼らは偉人であり異人でもある。
普通とは違う異なった人なので。


面白いのは、

僕はこの3人に出会い感動し

人生が変わったが

誰もが感動するとは限らない。

同じものを見ても感じ方はいろいろ。

本当に人それぞれで

いつどこで、何に出会って、

どう人生が変わるかわからない。

それは明日か10分後、1ヶ月後か

わからないが

感激する「何か」に出会い

新しいことを始めているかもしれない。


最後まで読んで頂きありがとうございます♪

Thank you for reading!

Have a good one♪


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