#45. 洋楽で英語をマスターするコツ!まずコレは知っておこう!
何年も洋楽を聞いているのに「英語が話せるようにならないのはなぜ?」
洋楽英語ボイストレーナーや英語マスターコンサルタントをやっていてよく聞かれる質問である。
あらかじめ言っておくと、
べつに洋楽で英語ができなくてもまったくかまわないし、洋楽を聞いて楽しければもちろんそれでOK!
「全員が英語をやらなくてもよい。」と思っている。
ただ、洋楽で英語もついでにできるようになりたい場合はどうすれば良いかを書いてみようと思う。
まず、僕が洋楽を聞いても英語のリスニングもスピーキングも伸びなかった頃は、ボーカルの歌を 「音」 として聞いていた。
「言葉 」としてではない。
言い換えると、楽器のひとつとして聞いていたと言える。
たとえとして、トランペットを使おう。
トランペットは、プー、プー、プーッという音がでる。
しかし、「言葉」ではないので、
プー、プー、プーッという「音」に意味はない。
なので、
いくらトランペットの「音」を聞いても英語はわからないし、話せるようにもならない。
トランペットの音=言葉ではないから。
同様に、洋楽( 英語の歌 )をいくら聞いても、歌詞の意味がわからない場合は「言葉」としてではなく「音」として聞いている。
これはトランペットの「音」を聞いている時と同じ状態になっている。
「音」として聞いている限り英語ができるようにならない。
もちろん、洋楽は楽しめるのでなんら問題はない。
だが、洋楽で英語ができるようにするにはただ聞くだけではできない。
聞いて「内容が理解できるレベル」にもっていくことだ。
これは不可能なことではない。
わからない時は歌詞を見れば良い。それから聞けばいいのだ。
今はネットでも調べればわかる。
繰り返し聞いていけば歌詞を見なくても
聞くだけで意味がわかるようになる。
「歌詞を見なくても、聞くだけでわかる!」
この理解度が高まれば高まるほど伸びるのだ。
最初はわかるまで同じ曲でかまわない。
また、ムリして歌わなくても大丈夫!
なぜなら、何度も聞いてわかってくると、
気に入ったフレーズは自然と口ずさみたくなり勝手に歌うようになるからだ。
まとめ:
◎ 洋楽は「音」として聞いている場合は英語力はつかない。
◎ ボーカルの歌を 「言葉」 として理解した時に、英語力がつく。
単語がわかれば理解度がアップするし、
リスニング力が伸び、
フレーズを同じように発音できればスピーキング力につながり、
話すときに役立つ。
ということで、洋楽は「音」としても「言葉」としても楽しめる。
そして、楽しみ方は自由である!
でも。洋楽を英語力につなげたければ「言葉」として歌詞の意味を理解する必要がある。
そうすれば洋楽は楽しくて有効な英語学習になり、
学歴や学力に関係なく英語が劇的にできるようになる。その可能性は計り知れない。
Let's Enjoy Music!
最後まで読んでくださってありがとうございます!
★★★stand.FMラジオ放送もやってます。洋楽英語ミニレッスンや英語マスターの話しをしています。よかったらお聴きください。