能力、適性関係なく最終追い切り良く見えた馬(阪神カップ)
能力、適性関係なく最終追い切り良く見えた馬(阪神カップ)
セリフォス
マッドクール
オフトレイル
ナムラクレア
ウインマーベル
次点で、トゥラヴェスーラ。
まさかおドウがいなくなるとはねえ……って、これは阪神カップの話。でも、まず口をつくのがドウデュース取消の件だったりはします。それくらい、衝撃を受けたし、残念。まー、おドウから買いたくはなかったし、どうしたらドウデュースに勝てるかってことばかり考えていたものの、それでもねえ。
何にせよ、素晴らしい第二の馬生を送れることを心より祈っています。
というわけで、改めて阪神カップ。
短距離の番組に乏しいこの時期、毎年馬が集まるんですよね。確か、賞金が高いなんて話を聞いたこともあるような。まー、これだけ集まるならばいっそG1でもいい気が。え、駄目?
さて、レース名は阪神カップですが、京都で行われる今年。12月に入ってからというものの、地獄のような様相の京都芝。阪神JFにせよ朝日杯FSにせよ、距離適性がマイルより長いと思われていた馬が好走している京都芝、では1400ならば?
個人的にはセリフォスに注目しています。マイルG1で好走を繰り返してきた馬ですが、今の京都の馬場なら距離短縮のほうがよさそうだし、気性的にも今ならば1400の方がいいようにも思う。引退レースとなる今回、しっかり仕上げているようにも思いますしね。
というわけで、短評です。
アサカラキング ウッド3頭併せ内。5F63.9はえらく速く見える。それで1F11.5。とはいえ、併せてからあまり集中できていない印象。
ウイングレイテスト ウッド。ここのところラスト10秒台をいつも出す中、今回も10.9。コーナーからの立ち上がりに力強さがあるのか、あまり減速しないで済む印象。
ウインマーベル ウッド併せ。以前は調教映えしなかったが、ラスト11.5。外回しで活気あり好印象。
エトヴプレ ウッド。5F時計は出ているが、終いは12.1。少し肩の出が硬く見える。
オフトレイル 坂路。活気ある動きで真一文字の登坂。ちろっと舌を出してはいるが、悪い印象はない。
セリフォス 坂路。引退レースということもあってか、しっかり仕上がっているかな。久々に稽古の動きが非常に良いセリフォスを見たような。ラスト11.7。
ソーダズリング 坂路併せ。前肢がよく上がり、やはり活気あるように見える。強めに追われて、4F51.0。
ダノンマッキンリー ウッド。相変わらず行きたがって仕方ない。それもあってか4Fでの追い切りだが、49.7。少し時計が出すぎか。西塚くんは上手く乗れるようになってきたと思うが。直線の脚さばきは軽快。
トゥラヴェスーラ 坂路。全体時計が出ないのはいつものことだが、動きは活気あるし、年の割に軽快。ラスト12.0。
ナムラクレア 坂路。いつも通りの調教師の仕上げ。軽さよりもパワフルさが目を引く。状態は悪くなさそう。
マッドクール。坂路。51.9-12.0なので、時計的には上々。非常にパワフルな動き。夏弱いタイプゆえ、状態上がってきているか。
マテンロウオリオン ウッド。終い11.1と時計が目を引くが、それに見合った終盤の回転力。とはいえ、調教悪く見せない馬だけに、どこで買えるのかというと。
ママコチャ 坂路併せ。前肢が開き気味なのはいつものこと。特段悪く見せないが、良いときはもっと動いてしまうイメージ。夏馬なだけに。
モズメイメイ 坂路。終い11.9と時計的には文句のつけようがないが、誰もが見て分かるトモの開き。普段からトモは開き気味だが、少し気がかり。
レッドモンレーヴ ウッド3頭併せ内。早め先頭に立ち折り合う。以前ほどに気性的な難しさを感じなくなっているが、短距離戦それがどちらに出るのか。