能力、適性関係なく最終追い切り良く見えた馬(札幌記念)

能力、適性関係なく最終追い切り良く見えた馬(札幌記念)

ソーヴァリアント
イズジョーノキセキ
マテンロウレオ
シャフリヤール
ジャックドール
次点で、プログノーシス。

夏の大一番。とはいえ、G1常連組は海外遠征も含め、一叩きという使われ方をするせいか、一番人気は2011年のトーセンジョーダン以来勝っていないという本レース。取捨に一番悩むであろうシャフリヤールは函館芝で、武史くん鞍上での追い切り。ケツムチまで入れて一杯での追い切りだったけど、重馬場、洋芝、休み明けというプラス要素がまったくない中、それでも動けていたように見えました。ダービー馬なので2400の方に適性があるのでは、という声もあるけれど、個人的には2000の方が良いようには思っています。
ソーヴァリアントは直線での抜け出し方がスムーズで、まあ状態は良さそうに見える。が、やはり鳴尾記念の負け方が非常に引っ掛かりますね。陣営は引っかかった結果止まったとしているようですが、そこまで速い時計だったわけでもなく。そして今回は1枠1番。外々を回って前走止まっている以上、陣営の理解からすれば壁を作っての立ち回りを狙うのかな、と思いますが、止まった理由がまるで違うところにあるなら、波乱の要素になってしまうかも、など。
イズジョーノキセキは、札幌芝での追い切り。肢がよく前に出ており好印象。有馬記念でも好走してみせたり、芯の適性がどこにあるか分かりづらいところがありますが、クイーンSの結果を見る限り、札幌芝に適性がないわけではなさそう。
マテンロウレオは札幌芝でトップナイフとの併せ馬。1週前はトップナイフに煽られたのに対し、今週はしっかりと手応え良く駆け抜けていました。トップナイフが集中力を欠く仕草を見せるのに対し、こちらは精神的にどっしりとしている印象。
ジャックドールの四肢の伸びはよかったと思いますし、全体時計を速く、終いはそこそこに追い切ったプログノーシスは、実戦を想定しての稽古のように思いました。

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