能力、適性関係なく最終追い切り良く見えた馬(AJCC)

能力、適性関係なく最終追い切り良く見えた馬(AJCC)

コスモキュランダ
ニシノレヴナント
ホウオウリアリティ
ボルドグフーシュ
アウスヴァール
次点で、レーベンスティール。

気が付いたら中山ももう最終週。あっという間。
馬場自体は高速性を維持しているものの、前開催から続けて開催しているため、内はボコボコしている状態。パワーがあったほうが良いことは間違いないし、やはり内<外といっていいのでしょう。
ここにダービー馬ダノンデサイルが出てくるわけで。能力的にはレーベンスティールに引けを取らず、実績的にはレーベンスティールより上。問題は何故わざわざ乗り役も変えて、ここを使うかという点でしょうね。
無理して使っているというような追い切りではないにせよ、勝ち負け以外のところに意図を感じるのは自然かと。じゃあだからといって圏内に来なくてもいいとまでしているかといえば、多分そうではないのでしょうが。

そんな穿った見方をする向きも多いのか、現在レーベンスティールが一番人気。陣営は気性面について泣いているようなコメントをしていますが、さて。
最終追い切り限りですが、まー時計は良い。ただ、道中やや持っていかれているような鞍上の挙動に見えました。とはいえ、最後までしっかり追われていることも間違いはなく。

最後に短評です。

アウスヴァール ウッド。前肢がよく上がり筋肉も隆起。ストライドがよく伸びている。ラスト11.9。馬也。
アラタ ウッド。少し左前肢が外に流れる。直線入ってから頭が高く。少し心配。
エヒト 坂路。右後肢が開き気味。しっかり動いており、走れる態勢にはありそうだが。
カラテ 坂路併せ。首高め。4F51.3だから悪くはない。この馬なりにというところ。
コスモキュランダ 坂路併せ。追走から取り付き、先着。歩様力強く体調良さそうです。
ダノンデサイル 坂路併せ。口向きが微妙に良くなくて、右へ左へするも、時計自体は加速ラップ。反応は悪くない。
チャックネイト ウッド3頭併せ内。手前替えにやや手間取り、加速がスムーズではない。促されてからの反応は悪くない。
ディープモンスター ウッド。首を上手く使っている印象。ただし、少し高い。ストライドもそこそこに伸びている。
ニシノレヴナント ウッド3頭併せ外。前肢の動きが柔らかく回転速い。手前替えスムーズでラスト11.5。
ビザンチンドリーム 坂路。毛艶、脚の回転は良い。ただ、動きの良さの割に時計は出ていない。確かにやや首は高い。
ホウオウリアリティ ウッド併せ。前肢の動き力強く回転速い。ラスト、ストライドもよく伸びなかなから見栄えがする。ラスト11.7。
ポタジェ 坂路併せ。脚の回転よく見栄えはするが、ラストケツムチまで入り12.5。叩いてからか。
ボルドグフーシュ 坂路。跳びが大きいところ、促されると反応よくピッチが上がる。一叩きされて明らかに上向いたように見える。
ボーンディスウェイ ウッド併せ。小足の効いた走りで、基本的に内回り向く。前進気勢も見え印象良い。
マイネルクリソーラ ウッド3頭併せ内。前肢よく上がるも、手前を替えない。首を下げての走りは印象良い。ほぼ追われていない。
マテンロウレオ ウッド。相変わらずコーナーからの立ち上がり、加速に時間がかかる。ストライドが伸びず、どちらかといえば回転数で賄う走り方。
ライラック ウッド併せ。近時調教はよく動く。手前替えもスムーズだし、反応も良い。が、いつもそうでも結果が伴わない。
レーベンスティール ウッド3頭併せ内。64.8-11.2だから動いているとは思うが、ここまで時計を出さなければならない理由は?最後まで追われはしたものの、その前は持っていかれているような鞍上の挙動。


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