能力、適性関係なく最終追い切りよく見えた馬(シルクロードS)

ナムラクレア
トウシンマカオ
マッドクール
マリアズハート
キルロード
次点で、ウインマーベル

ウインマーベルが59キロの斤量を背負うのはまあスプリンターズSの結果からすればやむを得ないのだけれども、本当にそこまでの差があるのかなあ、というのが個人的な印象だったり。
内有利だった昨年のスプリンターズSにおいては、ウインマーベルは展開利があった方だしなあ、と思ってしまうのですよね。

ナムラクレアは坂路追いでした。
1週前はCWでの追い切り。
それまでずっと坂路でしか追い切りができなかった本馬がコース追いできるようになったというのは、まあそれだけで進境があるものと思います。
当週、1週前ともに「縦の比較」において物足りなさを述べる声も多いですが、雪による馬場の悪さもあるのだし、横の比較においては十分という印象。

トウシンマカオは南W外。
昨年のジャパンカップは現地で見たのですが、ジャパンカップ以上に買いたかった京阪杯。トウシンマカオの追い切りが抜群だったのですよね。
外枠からも強い勝ち方をした京阪杯と比較すると、別段悪いところがあるわけではないのですが、8割9割くらいの仕上げじゃないかなあ、と。
まあ、本番は3月ですからね。

マッドクールは、最終追い切りのみを見て特にいいといった印象はないんですよね。
何故か分かりませんが、画面で見る限り、あまり動いていないように見える。しかし時計は出ているんですよね。
飛びが大きい?カメラの撮り方ゆえ?
うーん。とはいえ連勝中の勢いがある馬なので、時計が出ている以上無視はできませんね。

個人的に悩ましいのがマリアズハート。
根岸Sの項で書きましたが、美浦坂路調教馬が一様に時計が出ている。
外埒沿いを走り、併せた僚馬にかなりの着差をつけており、なおかつ時計も悪くない。
ただ、それが馬場によるものだとすれば……うーん。

さて、ウインマーベル。
ほんと、斤量をどう見るのかが難しい。
馬格があればいいとか、横の比較で能力が抜けていればいいとか色々とありますが……
取り敢えず、一様に斤量が増加している以上、そこまで気にする必要はないというのが先週までの結果から浮かび上がる意見なわけですが、そこまでウインマーベルに力があるのか、といわれると何ともいえないかな、と。
南Wでの追い切り自体は、併入ないしは脚色劣勢といったところですが、しっかりと動けていたと思います。

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