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能力、適性関係なく最終追い切りよく見えた馬(オークス)

能力、適性関係なく最終追い切りよく見えた馬(オークス)

スターズオンアース
サークルオブライフ
エリカヴィータ
サウンドビバーチェ
ベルクレスタ
次点で、アートハウス。

1番よく見えたのはスターズオンアース。南W2頭併せ。
鞍上の手の動きと、反応の速さや動きのキレを相関的に見たとき、この馬が一番良かったと思います。
桜花賞の最終追い切りも、先行する併せ馬に取り付くや否や、すっと伸びて千切っていたのですが、鞍上をルメールに変えてもなお同様の動き。1F11.9という時計以上に速く、素軽く見えます。左右差もないところが、この馬の良いところ。
サークルオブライフは南W3頭併せの外。国枝厩舎の最終追い切りは、2頭併せの内で行われることが多いと思いますが、より負荷が掛けられている。動き自体は少し小さく映りもするのですが、それでも1F11.1の時計ならば十分過ぎる。間違いなく体調いい状態かと。
やはり国枝厩舎のエリカヴィータは、同厩舎の最終追い切りでよく用いられる南W2頭併せの内。サークルオブライフと比較すれば大きなアクションでコーナーから立ち上がり加速する姿は迫力ありました。鞍上の福永はテン乗りですが、今年のG12勝はいずれもテン乗り。さして心配する必要はないかな。
サウンドビバーチェは、坂路単走。2週続けて非常に良い動きをしていると思います。両前肢が開いたガニ股での走り方は個人的には好かないのですが、それを超えてあまりある勢い。CW68.2-11.1で追い切られた翌週に坂路52.5-11.7で手応えよく走れているのだから、体調面には問題ない。
ベルクレスタは坂路2頭併せ。外を走る僚馬に馬体を併せに行き、最終的には脚色優勢。1F12.3の時計はそこまで目立つものではありませんが、1週前にCW66.3-11.4で走れていたことからすれば、これで十分ではないかと。
アートハウスは坂路併せ馬。時計自体は特に目立つものではありませんが、1週前に速い時計が出ていることからして、やはりこれで十分。将雅が鞍上で反応を確かめる程度の動きですが、随所に反応の速さ、瞬発力のよさを見せていたように思いました。

その他の馬について。未見は抽選対象馬のみです。

ウォーターナビレラはCW併せ馬。1F11.3の時計は悪いものではありませんが、少しばかり前肢の運びが硬いように思いました。桜花賞の追い切りからすると、もともと前肢の可動域が狭いなんてことはない、と思いますが、さて。やはり桜花賞がメイチの仕上げだったように思うので、少し反動があるのかも。
シーグラスは坂路。良かったと思います。ずっと右手前で走っていたのはどうかな、と思いましたが、活気のある動き。まあ、傾斜の緩い美浦の坂路なので、もう少し時計が出ていても良かったような。
スタニングローズは坂路併せ馬。レーンが鞍上で、じんわりと入り加速。加速ラップでの仕上げは悪くないと思うし、足回りもよく動いていたように思います。
ナミュールは坂路単走。鞍上が全く手を動かさないので本当に息を整える程度かと思いきや、終いのみ動かしていましました。時計は平凡。とはいえ、完全に馬なりで走っていたときの様子は活気あるように思いました。終われ出してから、左手前を右手前に変えるのですが、やはり右手前での動きのほうがより良く見えます。
ニシノラブウインクは南W3頭併せ。良かったと思います。反応よく、キレのある動きで先着。併せ馬の鞍上の手の動きと比較すれば、その反応の良さは間違いない。ただ、動きが少し硬いように思えてしまいました。
パーソナルハイはそんなによく見えなかったな。
ピンハイは高倉鞍上で、坂路。本当に息を整える程度。馬格ない馬ですし輸送もあるし、先週よく動けていたのでこれでいい、というところでしょうか。
プレサージュリフトは、南W併せ馬。木村厩舎お得意のあれではありません。国枝厩舎の仕上げみたいな動き。コースの内目で内側を走るので足回りなどあまり良く見えないのですが、そこまで目立つ動きではなかったかな。この馬も1週前はよく動いていたので、そこまでやらなくてもいいという判断なのではないでしょうか。
ライラックは南W併せ馬。6Fから時計を出して、66.6-11.9で走れているのだから、動けていると考えていいのではないでしょうか。
ラブパイローも南W併せ馬。僚馬との比較でいえばよく見えるのですが、いかんせん時計が平凡すぎる。
ルージュエヴァイユもまた南W併せ馬。エリカヴィータと同様大きく迫力ある動きが魅力ですね。やはり、東京コースが合うように思います。

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