能力、適性関係なく最終追い切り良く見えた馬(朝日杯FS)

能力、適性関係なく最終追い切り良く見えた馬(朝日杯FS)

ミュージアムマイル
パンジャタワー
アルテヴェローチェ
アドマイヤズーム
トータルクラリティ
次点で、エイシンワンド。

珍しく本命の印などを晒してみたら……(^_^;)
現地で見て、詰まったなー!と思い、その後スタンドに入ってレース映像を見て、ありゃ、詰まったわけじゃなかったか、と思い直し、その後にパトロールを見てやっぱり詰まってるじゃん、って。
3角あたりの手応えは良かったんですけどね、ドゥアイズの上がりが早かった分、外に出す契機を失し、フィールシンパシーの後ろにいたアルジーヌの方に勝機が転がり込んだ感じ。まあ、西村くん上手いよね。

で、朝日杯。
参考にできるレースはやはり先週の阪神JFだと思います。
戦前の見立てでは、「道中坂のある京都ではペース落ち着くでしょー?そこから上がり4F戦だから、スタミナは要るけれど、求められるのはやはり末脚のキレなんじゃない?」と思っていたワタクシ、アルテミス勢を上に取り撃沈。
まー、馬券圏内に来た3頭すべてが前走1800でしたからね。阪神JF、朝日杯では基本距離短縮組を買いたくないので、まー。京都1600で行われるとこうも違うかと。
2歳だし、距離延長組も多数出てくるこの一戦、当然のように折り合ってくるとは思わないほうが良いですね。行っちゃう馬は行っちゃう。
あと、もう一つ思うのが馬場について。12月に京都で行われることは稀なので推測でしかありませんが、11月の京都の馬場と1月の京都の馬場では大分様子が異なる。それこそ、MC好走馬は金杯で来ないなんてデータもあるわけで。多分、盆地のため気温があがらないということもあり、馬場が重くなるんですよね。さて、普段は京都開催のない12月。Dコースにコース変わりはしたけれど……?

以下短評です。アドマイヤズーム 坂路。真一文字な登坂。動きも素軽く、活気があって好印象。友道厩舎の勝負仕上げは坂路ではないが。
アルテヴェローチェ 坂路併せ。意外に飛びが大きい。こちらも活気あり、52.3-12.1。
アルレッキーノ ウッド。時計自体は悪いものではない。跳ねるような、弾むような走り方。少し前肢がガニ股気味に見える。
エイシンワンド ウッド3頭併せ。負荷は十分、かなり前進気勢強い。この馬は距離次第か。
エルムラント ウッド。首を下げてのコーナリング。少しコーナー出口の足回りが窮屈に見える。その後の伸びは良好。
クラスペディア ウッド3頭併せ。結構引っ張りきりに見えるが時計はしっかり抑えている。やはり前進気勢は強い。マイルがどうか。
コスモストーム 坂路。53.7-12.2の時計なので、普通に良い。少し口向きが悪いか。前肢の回転良好。
ダイシンラー ウッド。終いのみ。飛びが大きく、回転上げずとも推進力ある。前肢は柔らかい印象。
タイセイカレント ウッド併せ。少し首が高い。仕掛けられてからの反応良好。やや口向きに怪しい面がある。
テイクイットオール 坂路。馬格小さい?強めから一杯程度に追われるも、終い12.9。
ドラゴンブースト 坂路。京都2歳のときも思ったが、稽古の動き良い。真一文字の登坂で回転も良好。前進気勢もあるが、そこまで時計が出ない。
トータルクラリティ ウッド。コース埒の近くを回る。コーナリングでやや足回り硬く映るが、直線ストライドを伸ばしてからの動きには見るべきものが。
ニタモノドウシ ウッド3頭併せ。追走から真ん中を走り、負荷は十分。結構つんのめりながら動く。足回りはやや不器用か。
パンジャタワー 坂路。52.7-11.7なのだから悪いと言えるわけがないが、やはりこの馬も距離か。真一文字に、回転良く登坂。ただ、舌を出している。
ミュージアムマイル 坂路併せ。動きの素軽さ、足回りの柔らかさには目を見張るものがある。ほぼ追わずに53.6-12.1。
ランスオブカオス ウッド併せ。かなり首の動きが強い走り。終い11.4だが併入。

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