モビリティ・マネジメント
モビリティ・マネジメント(MM:Mobility Management)とは、渋滞や環境、あるいは個人の健康等の問題に配慮して、過度に自動車に頼る状態から公共交通や自転車などを「かしこく」使う方向へと自発的に転換することを促す、一般の人々や様々な組織・地域を対象としたコミュニケーションを中心とした持続的な一連の取組です。具体的には、コミュニケーション施策を中心として、様々な運用施策、システムの導入や改善、 それらを実施する組織の改変や新たな組織の創出などを実施しつつ、持続的に展開していく一連の取組です。
※土木学会の「モビリティ・マネジメントの手引き」では、モビリティ・マネジメントを、「ひとり一人のモビリティ(移動)が、社会的にも個人的にも望ましい方向に自発的に変化することを促す、コミュニケーションを中心とした交通施策」とより厳密に定義されています。