ヘルシーに見えて実は糖質が多い!夏の食事対策とは?

毎日のように全国各地で雨が降り、気分が落ちている方も多いのではないでしょうか?
梅雨が終われば、いよいよ夏本番。次は厳しい暑さが待っています。そんな暑い時期に気をつけたいのが、ズバリ食事。食べやすいものを選んでいたら、いつのまにか糖質や脂質を摂り過ぎてしまっていた!なんてことになってしまうかも。
どんな食事に気をつけるべきかチェックし、はやめの対策を立てておきましょう。
「夏痩せ」って本当?かえって太ってしまう落とし穴も
「夏はいくら食べても太らない」
「かえって夏痩せする」
という方もいることでしょう。確かに夏はよく汗をかくので痩せた気になったり、食欲低下で食べる量が減ったりすることがあるかもしれません。
しかし、すべての人が夏痩せするとは限りません。
むしろ夏に太ってしまうという方が多いのです。その原因は夏の食事で糖質を摂り過ぎてしまう落とし穴があるからなのです。
「夏に食べたくなるもの」は、糖質だらけ!
夏は食欲がなくなり「手早く食べられるもの」が好まれがち。
特にのどごしがよいそうめんや冷や麦、さっぱりと食べられる冷やし中華やざるうどんなどが人気です。しかし、麺類は炭水化物の塊のようなもの。少量の食物繊維を除けば、ほとんどが糖質なのです。
そうめんに含まれる糖質は49.8gとありますが、これは角砂糖に換算するとなんと約17個分に匹敵する糖質量。この量がスルッと食べられてしまうから恐ろしいですよね……。(角砂糖1個=糖質3g換算)
麺類中心の食事は1皿で済むので手軽ですが、他にもこんな落とし穴があります。
食物繊維の不足から食後血糖値の上昇を招き、腸内環境も悪化しがちに
しっかり噛まないで食べることが増え、早食い・大食いの原因に
筋肉の材料となるタンパク質が不足し、基礎代謝量が低下
のどこしのよい麺類は、食欲のないときでも食べられる心強い味方。食べるときは副菜を付けたり、麺の量を少し減らして野菜や卵をトッピングするなど、栄養バランスも意識して工夫しましょう。
また高温多湿の夏は、脱水症状に気をつけたい季節。水分が欲しくなり、いつもよりも清涼飲料水やスポーツドリンク、アイスクリームを口に運ぶ機会が増えますよね。こうした飲み物・食べ物にも糖質が多く含まれていますので、気を付けましょう。
アルコールやおつまみにも注意
天気のよい夏の午後は、キンキンに冷えたお酒がとにかく美味しいですよね。ビアガーデンや居酒屋へ行きたいところですが、今年は自宅でお酒を楽しむ機会がいつもより多くなりそう。
家だから安心してたくさん飲んじゃおう!なんて思っていませんか?実は、お酒にも糖質は含まれています。
ビールやワイン、日本酒などの醸造酒と異なり、焼酎などの蒸留酒を選べば糖質を摂らずに済みます。ただし果汁やハチミツなどで割ってしまうと、糖質を摂ることになるので気をつけましょう。
アルコールを飲むと、食欲もわいてきますよね。おつまみは味付けの濃いもの・脂っこいものが多く、糖質とともに脂質も摂り過ぎてしまうことがあります。
おつまみをヘルシーなものに!
おつまみを選ぶならできるだけ糖質・脂質が少なく、食物繊維やタンパク質が摂取できるものを。噛み応えのある野菜スティックや満腹感の得られる海藻類、ナッツや枝豆、チーズなどがおすすめです。
夏太りを防ぐ食事のポイントは?
厳しい暑さが続く夏は、しっかり食べて体の疲れを残さないことも重要。旬の野菜や果物を取り入れながら、1日3食をきちんと食べましょう。以下のようなポイントも意識してくださいね。
食事はゆっくり、よく噛んで食べる
食物繊維が多い野菜→肉・魚などのタンパク質→炭水化物 の順に食べる
代謝に欠かせないビタミンやミネラルもしっかり摂る
アルコールは蒸留酒をチョイス
胃腸に負担をかける冷たい飲み物・食べ物を摂り過ぎない!

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