他人のせいにする人の心理
どこにでもいる厄介な"何でも他人のせいにしようとする人"は何故、そういう言動を起こすのでしょうか?
答えは"能力が低いことを認めることができない"或いは"能力が低いことを周囲にバレたくないから"です。
学校で例えるならば、あるクラスの担任が受け持つ生徒達の成績が上がらない時、自分の無力を認めない教師だったら『私はきちんと指導しているのに、生徒達が勉強しないから』と責任転嫁します。
問題に対峙した時、その問題を解決する能力も努力をする覚悟もないということです。
またはその逆、成績の上がらない生徒が『自分の成績が上がらないのは、先生の教え方が悪いからだ』と主張します。
自己防衛と言ってしまえば簡単ですが、自分が可愛いのは皆同じですよね。
明らかに幼稚でおかしいことですが本人は気が付かない、或いは気が付いていない振りをする。
要は自分が無力であることを認めることができない敗北者が"他人のせいにする人"になってしまうのです。
成功したときや上手くいっているときは自分の手柄だと言ってご満悦に浸るのに、失敗した時は他人のせいにする。
何とも醜悪ですが、そうやって自分を守らないと生きていけない人達は沢山います。
命よりも自分のプライドが大切な人、本来の能力では立つことのできない立場にいる人、常に見栄を張りたい人…
此方のせいにされたら嫌な気持ちになることは事実ですが、彼ら彼女らは自分を守ることに必死なんです。
理解してあげてくださいとは言いませんが、このページをご覧いただいている方達は"そういう厄介な人"と関わらざるを得ない状況にいるのではありませんか?
仲良くなるならば、その人の心理を理解してあげることが定石ですが、他人を助け合う対象としてではなく"自己を守るための生け贄"としか認識できない人の心を開くのは凄く大変です。
私は応援することしかできませんが、私の周りにも同じような人がいて、日々苦労しています( ;∀;)
本当はそういう人達とは距離を取りたいのですが、そういう人達に限って役職持ちであったり関わらないといけない人だったりするんですよね。
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