![かさどこ6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/14300480/rectangle_large_type_2_3467fb2e0c0fde02e94dbed657788800.jpeg?width=1200)
30歳の君にも、会いたいと思った
エッセイマガジン『傘はどこかに置いてきた』
事実に基づいたフィクションみたいなノンフィクションを書きたいと思って、「自分語りエッセイ」をはじめました。
詳しくはこちら→「エッセイnote、はじめました」
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最初はカウンターを挟んで。
今ではそのカウンターで隣に座って話をしている。
アパートの前まで送って交わしていた「またね。」は、気づいたら駅の改札で交わすようになった。
「また来る時は連絡するね。」
そんな、終わってからしばらく経った片思いの話でもしようと思う。
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19時過ぎ。
駅の駐車場に車を停めてからLINEを開く。まもなく電話がかかってきた。
応じると聞き慣れた声が聞こえてきて、すぐに「あ、いたいた。見つけた。」と小柄だけど、この前よりまた少し大人びた姿を見せた。
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