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祭りは、掃除するためにあるんだ。(まつりつくば3日目の景色)


2018年8月27日(月)朝8:00

通勤するサラリーマンや,平成最後の夏の終わりよりも早く,短い夏休みを終えてしまった女子高生が照り付ける日差しを受けながら歩く駅前。

その中で70人を超える老若男女が,デッキブラシを手に街を掃除していた。

いや,「まちで遊んでいた。」


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2018年8月25日,26日の2日間をかけて,僕が住むつくば市で最大の夏祭り『まつりつくば』が催されました。

人口約23万人のつくば市に毎年約40万人の来場者という大規模なお祭りです。

今年も多くの人がこの日を待ちわびていたことでしょう。

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ただ,そんなお祭りの後,その中心地となるつくば駅前はどうなっているのだろう。

まつりの翌朝は,屋台で売られるアルコールや食べ物,油などで地面の汚れや匂いが…。

そんな中,企画されたのがコレ。

『今年"も"まつりつくばには3日目がある。』

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そんな「まつりの跡」が残るまちをみんなで綺麗にしよう!

『今年”も”』となっているのは今回で2回目だから。

昨年もすごく楽しくて,今年も僕は関わりのある近隣のサッカー少年団にイベントを周知していました。

↑昨年の様子


イベントの概要はこの辺にしときますね!

気になる人は,あとでイベントページや主催のグリーンバードつくばをチェック!

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綺麗になるのはついで。

多分,延べ70人くらい参加したらしい。

大事なのは「掃除を頑張らないこと」でした。

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とにかく楽しい。ほぼ水遊びになる。

子どもたちだけじゃなく,大人たちも遊ぶ。

いやむしろ大人が遊んでいるのが大事なんだと思う。

率先して遊ぶべきなんだ,大人が。
自分たちの住むまちで,目一杯遊ぶんだ。

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それを,街ゆく人や子供たちが目にする。

掃除している人が魅力的になる。かっこよくなる。

それ,素敵やん。(語彙力)


そして気付けば,「ついでにまちが綺麗になっている。」

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最高かよ。(語彙力)


明るく軽やかな空気,水遊びにはしゃぐ子供たちと大学生,生まれる住民の交流。

すべてがエネルギーに満ちていて,僕にエネルギーをくれた。

この祭りはこの景色を生むためのものだったのでないか,とまで思ってしまう。

そう,祭りは掃除するためにあるんだ。(多分)

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好きだなあ。

他ならぬ僕が,今回のこの光景を目にしてそう思った。

ああ,いい街だなあ。素敵な人がたくさんいる街だなあ。
この街が好きだなあ。

あの場ではじめて出会う人がたくさんいた。

それは,きっと僕だけでなくみんな,子供も大人も新たな出会いをしたと思う。

でもみんな,この街に住んでて。

ちょっと子どもたちの指導者目線で見ると,

「この時感じた楽しさを大人になっても覚えていてほしいなあ。」

と思ったり。

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もしそれが叶えば,僕らは「まちづくり」をしているんだ。

そのまちに住む人を育んで,それは街を育むことにつながるんだ。


僕が子どもの頃,こういう経験をした記憶はあまりない。

見知らぬ「まちの人」と「まち」で遊んだ記憶。

もしかしたら,もっと自分のまちを好きになったかもしれないのに。


要するに,何が言いたいかっていうと,


最高だった。

僕もいつか「自分のまちで」こんな光景を生み出したい。


以上です。

来年も楽しみだ。

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この空間を生み出している堀下さんに感謝しています。子どもたちにとって,そして何より僕にとって有意義で幸せな時間です。どうせ「楽しいからやってるだけ」とかいうんでしょうけど。感服。

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