ひとり旅は突然に
仕事がキャンセルになり、偶然できた5連休が判明したのが3日前の8/30の朝。
引きこもって読書も考えたが、なんだか今の生活に少し飽きてきており、どこかへ遠くへ行きたい気持ちが強くなっていたところ、ふと思いついた。
「ひとり旅するぞーーー!!!!」
悩んだのは行き先。
「行きたいところリスト」とにらめっこし、候補としてあがったのがウルル(エアーズロック)、ビクトリア州のどこか、パース。
パースに在住の友人からの「今の時期、ロットネスト島おすすめだよ」との後押しが決め手となりパースに決定。
ワーホリ仲間が現地にいるのは、本当に心強い。
西オーストラリアの最大の都市、パース。
インド洋に面した美しいビーチ、世界一幸せな動物クォッカの住むロットネスト島などの観光地が有名で、自然と晴れ間の多い天候のイメージのエリアだ。
パースに行くことに決めたその日の夜に航空券と安宿を予約。
地球の歩き方を読みながらざっと計画を立てた。
元々、パースはずっと行きたい場所だったが、西オーストラリアと東オーストラリアを同じ旅程に組むのは難しいなと思っており、今回の短い連休の単発旅行にぴったりだと思った。
DAY1:久々の飛行機
今回、家から空港まではスカイバスを使わずトラムとバスを乗り継いで向かった。
結果、時間はほぼ同じくらいだが片道$22のスカイバスに比べ、$5とかなり節約することができた。
◼︎15:00
ジェットスター国内線、20分遅れでメルボルン国際空港を出発。
今回、片道4時間半の飛行機の中ですることは決めていた。
パンデミックビザ、突然の終了のお知らせにより12月のプランが大幅に変わることになった。
それはさておき、ネットが繋がらないとSNSの誘惑がなく紙と対峙できるのでたまにはよいものだなと思う。
離陸時はいつものように大好きなゲームのサントラを聞いて浮遊感を味わう。
◼︎16:00
今回の旅で読み切る予定のこちらの本、面白くて1時間で半分読み切ってしまった。残りは帰りかな。
市立図書館で定期的に英語の本を借りて読んでいる。この本は文庫本サイズでコンパクトなので持ってきたが大正解だった。
◼︎17:00
隣の席のおばちゃんが、やたら絡んでくる。
(悪い気はしないので、私もたくさんお話しした)(どうやら、近所に住んでいるらしい)
たくさん質問される。
「家族とメルボルンに住んでるの?」「お母さんは?」「パースは1人で旅行なの?」「学生?」
→私のこと、もしや子供だと思っている…?!
軽く自己紹介と、この旅はホリデーだと伝える。
私の名前を伝えたら、彼女の名前とルーツの国を教えてくれたが発音が難しく知らない国名だった。
私の名前は「花」にちなんでることを伝えたら、彼女は「葉っぱ」にちなんでると教えてくれた。なんか和む会話、ふふっ。
「お腹すいた?」と聞かれたので
私は「A little bit(すこーし)」と答える。
↑ちなみにこのフレーズは個人的に”英語圏で生活してとても便利な言葉ベスト10”に入る
そしたらおばちゃんが好きな飲み物を選びなさい、と機内食のメニューを渡してくれた。
「別にいらないよ」的な遠慮する言葉のフレーズが出てこず、really!?とthank youという単調な返事をしてしまった。
悔しいが最大限の感謝を気持ちに込めつつお言葉に甘え、ペプシとおばちゃんが頼んだサンドイッチを半分いただいた。
しかも「まだお腹すいてない?」と別れ際に手持ちのクロワッサンと大量のクッキーももらう。至れり尽くせりであった。
「I never forget your kindness」がとっさに出てきて伝えたのだが、見ず知らずの人から親切を受けることは外国人の立場となりよくあることなので、今回はパッと言えて嬉しかった。
◼︎18:00
気流の乱れで多少酔う。
にしても、
ゼノブレイドクロスのサントラは旅のお供に最高だ。
原生林、荒野のBGMと共に、オーストラリアの広い大地を眺めながら聴くのはドールを操縦しているような没入感を味わえてこれまた最高である。
お昼の便ということで景色を楽しめるなと思い、$8追加して左側の窓席を指定していたので南オーストラリアの海岸線を眺めることができた。
メルボルンからパースに飛行機で行く時は、車体の左側に座ることをお勧めする!
◼︎19:00(現地時間は17:00)
パース到着。
8ヶ月ぶりにメルボルンで出会ったワーホリ仲間と感動の再会を果たす。
今夜は友人たちと積もる話をしながら、3泊4日の弾丸ひとり旅の計画を立てたいと思う。
明日の予定はまだ宿しか決まってない
けど、そんな感じでも気楽に過ごせるのがひとり旅の良いところ。
たくさんパースを満喫したいと思います。
おすすめがあったら、おしえてくださいね。
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