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10/21 vs京都 レビュー

こんばんは。OKEYです。

名古屋DDに敗れ連勝が止まった三河ですが、京都にアウェイで勝利することが出来ました。連敗しないのは大事ですね。

今日のレビューは大きくプレータイムを伸ばし、3本の3Pを含む14得点をあげたシェーン・ウィティングトンについてです。

スタッツは今回もBasketballnavi.DBさんを参考にさせてもらいました。

シュートではなくディフェンス

活躍の兆しが見えたウィティングトンですが、今回注目したいのは得意のシュートではなくスクリーンに対するディフェンスです。

京都のレイヴォンテ・ライスとビッグマンのピック&ロールに対して見せたウィティングトンの守備は、これまでの三河ではあまり見られなかったパターンだと思います。

3Q残り5分10秒頃のプレーです。

画像1

※5番は#50 サイモンです。

画像1枚目: サイモンがコリンズワースにスクリーンをかけ、コリンズワースがライスの後を追うまではいつものプレー。これと同時に、ウィティングトンがサイモンの背後から身体を見せます。

ウィティングトンのこの様なディフェンスを「ショーディフェンス」と言います。

ショーとはつまり"show"。スクリーンを使おうとするボールハンドラーに対して身体を見せる様な守備の動きです。

画像2

このショーディフェンスをすることで、ライスのドライブも防ぐことが出来ますし、シュートに対してもスペースを与えません。サイモンに引っ掛かったコリンズワースが戻る時間が稼げます。

しかし、二人でライスに迫るような形になるので、サイモンは下の画像の様に抜けることも出来ます。

画像3

実際ウィティングトンは抜けようとするサイモンに反応して着いていく動きを見せたので、ライスは右の永吉にパスをしました。

ウィティングトンのフットワーク

チーム1の高身長のウィティングトンですが、フットワークは非常に軽そうです。

ショーディフェンスでは、ウィティングトンはガード(ライス)の動きを封じた後、スクリーナー(サイモン)のディフェンスに戻るフットワークが求められます。

このショーディフェンスの形以外にも、相手の動きに合わせて色々な形がありました。スイッチしてそのままドライブに対応したり、4Qでは加藤と二人でライスに襲い掛かるシーンもありました。

ウィティングトンがサイズとフットワークを生かしてくれれば、三河のディフェンスにおける新たな武器になりそうです。

ビッグマンでありながらキャッチ&シュートも難なくこなすウィティングトンですが、是非ディフェンスにも注目して見てみてください!


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