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子どもたちの反応が変わった!1回目の英語レッスン@こども園

今年こそ…!

お久しぶりです!新米子ども英語講師キャンベルです。1年半ほど前にHAYAの「こどもえいご講師育成プログラム」を修了し、子どもに英語を教え始めて1年足らず。「今日はうまくいったな」とか、「今日はイマイチだったな」とか、手探りではありますが、子どもたちとレッスンを楽しんでいます。
そんな中、今年もこども園での英語レッスンが始まりました!
昨年もこども園での年長さんと年中さんの子どもたちの様子を見てきましたが、実際に見ることができたのは秋ごろからの半分ほどでした。1回目のレッスンの様子を見逃していたんです。この1回目のレッスンは、新米講師にとってどうしても見てみたいところ。
「1回目のレッスンて、どうやって始めるんだろう?」
「子どもたちはちゃんとついてくるのかな?」
年長さんは年中さんのときに英語を約1年やっていて、4か月ぶり。でもきっと昨年のことを覚えているから、いつもどおりで問題なし。年中さんは英語のレッスンが初めて。見てみたいのは、年中さんの様子です。
今年こそはこの貴重な1回目の瞬間を見せてもらおうと、とても楽しみにしていました。そして、先日ついにそのときがやってきました!
今日はそのときの様子を、リアルタイム風に綴ってみます。

なにがはじまるの?

ドアが開き、小さな子どもたちが一人また一人と部屋に入ってくる。4~5歳の年中の子どもたち。
「これから何が始まるの?」
「あの人たち誰?」
キョトンとした顔で、元気いっぱいというよりは恐るおそる入ってくる。そして、広いリズム室の端っこに遠慮がちに集まっていく(笑)。あれ?なんか緊張してるのかな?
"Come in!" "Come here!"などとゆっくり近づきながら声をかけて、手招きしながら笑顔いっぱいで迎えてみる。だんだん部屋の真ん中に集まってきてくれた。こども園の先生方も促してくれる。あ~こういう先生方のサポート、すごく助かるんですよね!
準備は万端。さあ、はじめての英語レッスンが始まるぞ~!

始まりはHello Song…

じゃなかった!挨拶からでした(笑)。Jun先生が子どもたちに向かって"Hello!"と投げかける。小さくハローが返ってくる。もう一回。そしてもう一回。だんだん返ってくる声が大きくなってきた!すると今度は、ひそひそ声で"Hello"。子どもたちもマネをしだす。大きく"Hello!"と小さく"Hello"を何回かやると、もう子どもたちはちゃんとついてきている。表情も元気になってきた!そして、みんなでthumbs up!Good job, everyone!
そこからは部屋に広がって、アカペラの歌に合わせてゆっくりと踊りを練習する。みんなちゃんとマネしようと、なかなか真剣にやってくれる。”I'm tired.”のときの体の曲げ方なんて、先生と同じ角度になっていてかわいい♡
いよいよ音楽に合わせて、Hello songを一緒に歌って踊る。みんなノリノリでバッチリ。わずか数分で、そこは楽しい英語レッスンの場となっていた。

名前を聞いてみよう!

今度は自己紹介。"I'm Jun. Hello!"と子どもたちに手を振るJun先生。最初のレッスンだから3つのお約束を伝える。伝えたあとは、"Yes?"と聞いて子どもたちにも"Yes"と手を挙げてもらった。
次は手拍子で"What's your name?"の練習。先生2人による挨拶のデモンストレーションを子どもたちに見てもらう。さあ、こども園の先生たちの名前も聞いてみよう!みんなで一斉に"What's your name?"と先生一人ずつに聞いていく。だんだんコツをつかんできて、最後はみんなで"What's your name?"の大合唱。
聞いて、返す。小さな英語のコミュニケーションが生まれていく。

フラッシュカードの登場

おなじみのフラッシュカードも、年中の子どもたちはもちろん初めて。今日はdog, cat, birdの導入。dogのフラッシュカードを見せると、みんな「わんわん」「いぬ」と口々に言う。"dog"と言って見せて、何度かリピートしてもらう。そこから"What's this?""It's a dog."の練習。"What's this?"は演技力が必要だ。「なにこれ?」を顔の表情などで見せて表現していく。"It's a dog."を子どもたちに言ってもらうには、ジェスチャーが有効だ。視覚からつなげていくメソッドが理解に役立つ。3つの単語で今日は終わりかな?と思っていたら、なんと倍以上の4つ追加。子どもたちの反応が思った以上によかったからだ。反応を見ながら、「あ、もうちょっとできるな」と思ったらその場で追加していく。
そして、しばらく座っていたのでここでアクションを入れる。"Stand up!""Sit down."の繰り返しは子どもたち大好き。スピードアップしていくと、今日もキャーキャー大喜びしていた。ほら、いつのまにか子どもたちの心をわしづかみだ。

ABC言えるかな?

次はアルファベットソング。輪になって一人ずつアルファベットのカードを持つ。歌に合わせて自分の番が来たらカードを上に挙げていくという、おなじみのアクティビティだ。初めてやる子どもたちには、一人ずつカードを渡しながら”A””B”…と言い、カードを挙げて見せる。カードをもらった子どもたちは嬉しそう。スローバージョンの音楽を流して、やってみた。先生の誘導に従って、順番にカードが上がっていく。うまい、うまい!Good job, everyone!

終わりにHigh five!

長くなったのでメインのアクティビティと終わりの歌の様子をカットしますが…こんな調子で流れていきました。レッスンが終わった子どもたちは、最初に部屋に入ってきたときの子どもたちとは全く違っていました!
一列に並んで一人ずつ"See you!"とハイタッチをすると、手を離してくれない子どもや、勢いよくバチーン!とタッチしてくる子ども、そして「また来てな、絶対来てな」などとベタな関西弁で言ってくる子どもなどさまざま。みんな英語のレッスンを楽しんでくれたようでした。
「英語って楽しい」を体感してくれた子どもたちを目の当たりにして、やっぱりこども英語講師っていいなぁと思いました!次回もとっても楽しみです。

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