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【福島記念(GⅢ)回顧】推奨馬ギャラクシーナイト15着~何処??

【福島記念 結果】
アラタが3度目の挑戦でV! 悲願の重賞初制覇

10日、福島競馬場で行われた第60回福島記念(3歳上・GIII・芝2000m)は、後方待機から直線で一気に各馬を差し切った大野拓弥騎手騎乗の7番人気アラタ(牡7、美浦・和田勇介厩舎)が、馬群を捌いて脚を伸ばした6番人気フェアエールング(牝4、美浦・和田正一郎厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分00秒7(良)。

さらに1/2馬身差の3着に3番人気ダンディズム(セ8、栗東・野中賢二厩舎)が入った。なお、1番人気ドクタードリトル(牡4、栗東・今野貞一厩舎)は7着に、2番人気フライライクバード(セ7、栗東・福永祐一厩舎)は10着に終わった。

勝ったアラタは、父キングカメハメハ、母サンシャイン、その父ハーツクライという血統。21年の福島記念は4連勝の勢いで臨むも3着、22年も1番人気ながら3着に終わっていたが、3度目の挑戦で勝利を掴み悲願の重賞初制覇を果たした。

【勝ち馬プロフィール】
◆アラタ(牡7)
騎手:大野拓弥
厩舎:美浦・和田勇介
父:キングカメハメハ
母:サンシャイン
母の父:ハーツクライ
馬主:村田能光
生産者:社台ファーム

【福島記念】~騎手コメント~

1着3-6 アラタ(牡7、大野拓弥・和田勇介)
「トップハンデで外を回して強い競馬をしてくれた。過去2回(21、22年の福島記念)は、期待を裏切ったので、結果を出せて良かった。できればもっと前につけて先行したかったけど、ペースが速くてあの位置に。アラタ自身リズム良く走れて、外を上がっていくときの手応えも良かったので、安心して乗った。最後は後ろから何も来ないでくれと思って、偉かったです。福島では初めて重賞を勝てたのでうれしい。また福島で重賞を勝てるように頑張ります」

2着1-1 フェアエールング(牝4、丹内祐次・和田正一郎)
「行きっぷりはいつもより良くなかったが、4コーナーの手応えは良かったし、こういう馬場もうまくこなしてくれました」

3着6-11 ダンディズム(セ8、三浦皇成・野中賢二)
「1~2コーナーの入りが良く、リズム良く走れました。向こう正面で馬場のいいところを上がって、最後まできっちり走ってくれました」

4着3-5 クリノプレミアム(牝7、松岡正海・伊藤伸一)
「具合が良く期待していた。今日は展開の差で負け。折り合い次第だけど、これくらいは走れます」

5着7-13 ショウナンマグマ(牡5、柴田善臣・尾関知人)
「返し馬で少し気難しい面見せたけど、雰囲気は良かった。仕掛けはちょうど良かったと思う。早めに出すよりもためていくほうが合う」

6着1-2 エンパイアウエスト(牝5、津村明秀・黒岩陽一)
「いいところで流れに乗れた。4コーナーもスムーズにさばけた。ワンパンチ足りなかったけど、以前より力はつけている」

7着2-3 ドクタードリトル(牡4、幸英明・今野貞一)
「勝負どころで前の馬が下がってきて、ポジションを下げる形になったのが痛かった。今日は4コーナーでうまくさばけなかったぶんです」

8着6-12 アスクワイルドモア(牡5、小崎綾也・藤原英昭)
9着4-7 タガノパッション(牝6、吉田隼人・武幸四郎)
10着2-4 フライライクバード(セ7、西村淳也・福永祐一)
11着8-15 シーズンリッチ(牡4、亀田温心・久保田貴士)
12着7-14 サトノエルドール(牡8、H.ドイル・国枝栄)
13着5-10 ウインシュクラン(セ6、丸山元気・鹿戸雄一)

14着8-16 シリウスコルト(牡3、高杉吏麒・宗像義忠)
「苦しい形になって、4コーナーでも動き切れなかったです」

15着5-9 ギャラクシーナイト(牡5、菊沢一樹・菊沢隆徳)
16着4-8 ベラジオソノダラブ(牡4、国分優作・小椋研介)

推奨馬ギャラクシーナイト(④人気)は、スタート良く先行2番手追走。3~4角辺りから脚がなくズルズルと下がり始めると、直線で追い出されても反応無く馬群へと沈み込み15着惨敗…残念。

レースは、後方待機から直線で一気に各馬を差し切ったアラタ(⑦人気)が、馬群を捌いて脚を伸ばしたフェアエールング(⑥人気)に1馬身差をつけ優勝。さらに1/2馬身差の3着にダンディズム(③人気)が入り、大波乱決着??

当然ながら、馬券はハズレ…(>_<)


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