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【共同通信杯(GⅢ)回顧】推奨馬レッドキングリー8着!!~何処…??

【共同通信杯結果】
マスカレードボールが東京コースで巻き返し重賞初制覇!!

16日、東京競馬場で行われた第59回共同通信杯(3歳・GIII・芝1800m)は、3番手追走から直線の競り合いを制した坂井瑠星騎手騎乗の1番人気マスカレードボール(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)が、直線で最内を突いて脚を伸ばした6番人気カラマティアノス(牡3、美浦・奥村武厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分46秒(良)。

さらに2馬身差の3着に4番人気リトルジャイアンツ(牡3、美浦・村田一誠厩舎)が入った。なお、2番人気レッドキングリー(牡3、美浦・木村哲也厩舎)は8着に、3番人気サトノカルナバル(牡3、美浦・堀宣行厩舎)は5着に終わった。

勝ったマスカレードボールは、父ドゥラメンテ、母マスクオフ、その父ディープインパクトという血統。デビュー2連勝で挑んだGI・ホープフルSでは11着に敗れたが、アイビーS勝ちの実績がある東京コースで巻き返し重賞初制覇を果たした。

【勝ち馬プロフィール】
◆マスカレードボール(牡3)
騎手:坂井瑠星
厩舎:美浦・手塚貴久
父:ドゥラメンテ
母:マスクオフ
母の父:ディープインパクト
馬主:社台レースホース
生産者:社台ファーム

【共同通信杯】~騎手コメント~

1着2-2 マスカレードボール(牡3、坂井瑠星・手塚貴久)
「まず課題だったテンションをうまくクリアできて、また調教でも重賞を勝てると感じていまして、この馬の能力さえ出せれば勝てると思っていたので、無事に勝ててよかったです。返し馬にいって改めていい馬だなと感じましたし、レースでもいい馬でしたし、ちょっと直線を向いて余裕があり過ぎてブレーキをかけるところはあったんですけど、内(のカラマティアノス)が来たらもう1回頑張ってくれて、それだけ余裕がある勝ち方でした。まだ幼いところがかなりあるので、最後まで真面目に走ってくれれば、もう少し楽に勝てるんですけど、そのへんは課題ですね。東京コースはかなり強いですし、中山がどうか分からないですけど、持っているものは間違いなくG1級の馬だと思うので、その能力を出せれば、また頑張ってくれると思います。僕自身、来週はサウジアラビアでレースもありますし、マスカレードボールもまだまだこれから頑張れると思うので、応援よろしくお願いいたします」

2着4-4 カラマティアノス(牡3、戸崎圭太・奥村武)
「返し馬では気が入っていたけど、それでも我慢はできる範囲で雰囲気は良かったです。いつもよりゲートも出てくれました。そのあと狭くなったけど、うまくハミが抜けて落ち着いてくれた。追い切りはモタれる面もあったけど、ラチを頼って最後までしっかり走ってくれました」
奥村武調教師)「返し馬をジョッキーが丁寧にやってくれて、ゲート裏は落ち着いていました。ここ2戦と比べてもいい状態で、ゲートも出てくれた。ポジションを下げてすぐ落ち着いてくれたし、精神状態が良くなっているのを感じます。ただ、2着だとダービーがギリギリになるので全然喜べない。1回抜け出しているんですけどね…。勝った馬が現時点では一枚上手でした」

3着8-9 リトルジャイアンツ(牡3、横山典弘・村田一誠)
村田一誠調教師)「いつも通りの競馬で頑張ってくれた。今日の馬場と、距離も影響しましたね。1800メートルは忙しい。ついていくと脚がなくなっちゃうしね。それでもいい脚は使ってくれました。左回りだとモタれるのは大丈夫。イメージ的には、切れるというより長くいい脚を使う馬。距離は長い方がいい。まだまだこれからの馬で成長が楽しみ。左回りを中心に使っていきたいと思っている」

4着5-5 ネブラディスク(牡3、武豊・福永祐一)
「入れ込みは想定内でした。直線では弾けそうで弾けなかった。まだまだこれからの馬ですね。素質はあります」

5着1-1 サトノカルナバル(牡3、R.キング・堀宣行)
「1枠からスタートも出て、いい位置でリズム良く走れた。直線に入って仕掛けたときも、まずまず伸びていた。1800メートルが初だと思うと、よく頑張ってくれました」

6着6-6 ショウナンマクベス(牡3、横山和生・武市康男)
「よく頑張ってくれました。テンションは高いところがあるけど、上手に競馬をしてくれた。これからひとつひとつ課題を克服していってほしい」

7着7-7 チョングク(牡3、丸田恭介・南田美知雄)
「いろいろ難しいですけど、重賞でも頑張ってくれました」

8着8-8 レッドキングリー(牡3、北村宏司・木村哲也)
「スタートを上手に出て、あの形になりました。力は入っていたけど、冷静に走れていました。直線は止まってしまいましたね。状態に自信はあったのですが…。少し喉の音が気になりました」

9着3-3 ワンモアスマイル(牡3、横山武史・藤岡健一)
「理想は逃げたかったけど、スタートが思ったより決まらず2番手になりました。ある程度は想定内の競馬ができましたが、最後は右にモタれていっぱいいっぱいになっていました」

推奨馬レッドキングリー(②人気)は、スタート良くそのまま先頭に立った。若干、折り合いを欠き4角を回って直線で末脚がなく馬群へと沈み込み8着惨敗…残念。

レースは、3番手追走から直線の競り合いを制したマスカレードボール(①人気)が、直線で最内を突いて脚を伸ばしたカラマティアノス(⑥人気)に1馬身差をつけ優勝。さらに2馬身差の3着にリトルジャイアンツ(④人気)が入り、ヒモ荒れ決着??

当然ながら、馬券はハズレ…(>_<)


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