【函館スプリントS(G3)回顧】推奨馬ジュビリーヘッド2着…馬連ゲッツ!! 1 Haya 2023年6月11日 19:00 【函館スプリントS結果】末脚一閃!キミワクイーンが重賞初制覇!!11日、函館競馬場で行われた第30回函館スプリントS(3歳上・GIII・芝1200m)は、後方から外を通って脚を伸ばした横山武史騎手騎乗の3番人気キミワクイーン(牝4、美浦・奥村武厩舎)が、好位から押し切りを計った5番人気ジュビリーヘッド(牡6、栗東・安田隆行厩舎)を差し切り、3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分08秒2(良)。さらに1.1/4馬身差の3着に1番人気トウシンマカオ(牡4、美浦・高柳瑞樹厩舎)が入った。なお、2番人気ブトンドール(牝3、栗東・池添学厩舎)は5着に終わった。勝ったキミワクイーンは、父ロードカナロア、母チェリーペトルズ、その父ダイワメジャーという血統。3走前に3勝クラスを勝ち上がったばかりで、2走前の重賞初挑戦となったオーシャンSでは12着に敗れていたが、前走の春雷Sでは2着に健闘し、ここで嬉しい重賞初制覇となった。【函館スプリントS】~騎手コメント~1着8-15 キミワクイーン(牝4、横山武史・奥村武)「僕自身、小さい時からよく北海道に遊びに来ていて、第2の地元と言っていいくらい好きなので、ここで重賞を勝てて嬉しいですし、何よりキミワクイーンが頑張ってくれました。外枠を引いて立ち回りが難しいかなと思いましたが、ペースも流れて、外々を回らされましたが、馬がよく辛抱してくれて、最後はいつも通り良い決め手を使ってくれました。開幕週でどうかなと思いましたが、いつも堅実に走ってくれます。真面目で素晴らしい馬で、馬に助けられました。前走乗った後、奥村武調教師に函館スプリントステークスが良いのではと提案し、調教師も受け入れてくれ、厩舎サイドと一緒に馬を作ってきました。そういう意味でも余計に嬉しいです」(奥村武調教師)「あんな脚を使うとは。こっちが想像してた展開とは違ったけど、流れが速かったから好判断でした。外枠がかえって味方しましたね。何回も重賞の壁に跳ね返されながら、ここまできた。馬に芯が入って強くなりました。これからが楽しみです。次走はキーンランドC(8月27日、札幌)を予定しています。サマースプリントを意識するわけではなく、平たんのこういう馬場が1番合っていますからね」2着4-7 ジュビリーヘッド(牡6、西村淳也・安田隆行)「いいスタートでした。手応えがずっとすごく良くて、4コーナーも手応え良く回り、直線に向いてもう一度加速してくれたのですが、勝った馬が強かったです。悔しいです」3着1-1 トウシンマカオ(牡4、鮫島克駿・高柳瑞樹)「枠を生かしたかったのでポジションを取りに行きましたが、結果ハイペースで前が激しくなった。4コーナーもスムーズに上がって行けて直線も前を交わせると思ったが、最後止まってしまった。人気に応えられず申し訳ないです」4着2-4 カイザーメランジェ(牡8、吉田隼人・中野栄治)「前がごちゃごちゃして切り返したところがもったいなかった。ラスト1ハロンは勝ち馬と同じくらい伸びていた。8歳馬でもまだまだ若さはある」5着7-13 ブトンドール(牝3、池添謙一・池添学)「バリバリのオープン、1200メートルで道中促しながらになった。中団につけてしまいを伸ばせればと思っていたが、外から一気に交わされてしまった。速い流れを経験して、ステップアップしてほしい。速い持ち時計が課題でしょうね」6着5-9 ディヴィナシオン(牡6、松田大作・森秀行)「着順は6着でしたが、いい脚で伸びてきている。かみ合えばどこかでチャンスがありそう」7着7-14 ヴァトレニ(セ5、幸英明・長谷川浩大)「ポジションはイメージ通りでしたが、そこを取るまでに脚を使ってしまった。その分、最後伸び切れなかった。洋芝はいいと思います」8着4-8 リバーラ(牝3、M.デムーロ・高柳瑞樹)「ジリジリ脚を使うので早めに動いたが、結果的に早く行きすぎてしまった」9着6-12 ムーンプローブ(牝3、北村友一・上村洋行)「スタートが速くて流れに乗っていけましたが、かえってきつい展開になってしまった。慣れて来れば1200メートルに対応できるスピードは持っている」10着3-6 ウォーターナビレラ(牝4、武豊・武幸四郎)「着順こそ悪いですが、復調の兆しが見えましたね。やっぱり1200メートルはいいと思います」11着2-3 サトノアイ(牝5、富田暁・須貝尚介)「忙しい感じがしたのでしまいの脚にかけた。もう少しうまくさばけていれば上の着順を狙えていた。いい脚を使ってくれたことで、次につながると思います」12着8-16 カルネアサーダ(牝4、角田大和・加用正)「ゲートは速かったですが、大外枠はしんどかった。内枠なら勝負になっていたと思います」13着1-2 レイハリア(牝5、亀田温心・田島俊明)「一歩目は速かったですが、そこからスピードに乗りませんでした。もう少しポジションを取りたかったですが、ズブさが出てきている」14着3-5 ヴィズサクセス(牡6、岩田康誠・奥村武)「展開的にきつかったかな。内に入ってガチャガチャした。今日は何もできなかった。かわいそうな競馬になってしまった」15着5-10 テイエムトッキュウ(牡5、津村明秀・木原一良)「左トモ(後肢)の感じが良くなかった。途中からハミをとりませんでした。立て直しが必要かなと思います」16着6-11 ジャスパークローネ(牡4、浜中俊・森秀行)「2番手でもいいと思っていましたが、ペースが速くなった。力をつけないと重賞では厳しいですね」推奨馬ジュビリーヘッド(5人気)は、スタート良く先行5番手辺りから直線で一気に突き抜けて優勝…のはずが、後方から外を通って脚を伸ばしたキミワクイーン(3人気)が、好位から先に抜け出し押し切りを計った同馬を差し切り、3/4馬身差をつけ優勝。さらに1.1/4馬身差の3着にトウシンマカオ(1人気)が入り、中波乱決着!?馬券は、馬連BOXで的中!🎯 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #競馬 #JRA #血統 #G3 #日刊コンピ指数 #トウシンマカオ #函館スプリントS #キミワクイーン #ジュビリーヘッド 1