【ステイヤーズS（GⅡ）回顧】推奨馬シュヴァリエローズ1着～ヨッシャー!!

【ステイヤーズS結果】
シュヴァリエローズが大接戦を制し重賞連勝！

30日、中山競馬場で行われた第58回スポーツニッポン賞ステイヤーズステークス(3歳上・GII・芝3600m)は、好位追走から先頭に立って、ゴール前の大接戦を制した北村友一騎手騎乗の2番人気シュヴァリエローズ(牡6、栗東・清水久詞厩舎)が、中団から脚を伸ばして最後に並んだ12番人気シルブロン(牡6、美浦・稲垣幸雄厩舎)にハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分46秒7(良)。

さらに1.3/4馬身差の3着に6番人気ダンディズム(セ8、栗東・野中賢二厩舎)が入った。なお、1番人気ゴールデンスナップ(牝4、栗東・田中克典厩舎)は4着に、3番人気アイアンバローズ(牡7、栗東・上村洋行厩舎)は8着に終わった。

勝ったシュヴァリエローズは、父ディープインパクト、母ヴィアンローズ、その父Sevres Roseという血統。最後に2頭がほぼ並ぶ際どい争いを制し、前走の京都大賞典に続く重賞連勝を飾った。

【勝ち馬プロフィール】
◆シュヴァリエローズ(牡6)
騎手:北村友一
厩舎:栗東・清水久詞
父:ディープインパクト
母:ヴィアンローズ
母の父:Sevres Rose
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム

【ステイヤーズステークス】～騎手コメント～

1着3-4 シュヴァリエローズ(牡6、北村友一・清水久詞)
「大接戦でした。どっちが勝ったか分からなかったです。３６００メートルだったのでゴール板が遠いなと思いながら追っていました。道中は折り合いがついてリズムよく走っていたので楽でしたし、馬も楽だったと思います。今後も長距離路線で頑張ってくれると思います」

2着8-13 シルブロン(牡6、T.マーカンド・稲垣幸雄)
「思い通りのレースができた。フレッシュでいい状態でした。プレッシャーをかけるとちゃんと反応していたし、ゴールの時はどっちが勝ったか分からなかった。アンラッキーでした」

3着1-1 ダンディズム(セ8、戸崎圭太・野中賢二)
「少し出負けしましたけど内枠もあってポジションを取りました。リズム良くロスなく走れました」

4着8-14 ゴールデンスナップ(牝4、坂井瑠星・田中克典)
「気配は良かった。自分から動かなければいけない展開になったけど、手応え以上に頑張ってくれた」

5着5-7 メイショウブレゲ(牡5、酒井学・本田優)
「２周目からのイメージで乗った。テンはサイドに馬を置かず力ませないようにした。向こう正面ではしっかりハミを取ってくれたけど頭が高いぶんこの着順になった」

6着7-12 サンライズソレイユ(牡3、菅原明良・矢作芳人)
「道中はところどころでハミを取った。真面目で気合も入っていたしいい雰囲気で運べた。よく走っています」

7着7-11 マイネルケレリウス(牡4、石川裕紀人・奥村武)
「終始引っ掛かっていたけど長距離適性を感じた。慣れてくれば大きいところを取れると思う」

8着3-3 アイアンバローズ(牡7、石橋脩・上村洋行)
「乗った雰囲気は悪くなかったしやる気があった。最後は久々のぶんかもしれないけどよく頑張っている」

9着2-2 フルール(牝4、荻野極・上原佑紀)
「馬にとって楽なリズムで運べた。思い描いたレースができたけど最後は甘くなった」

10着6-9 フォワードアゲン(セ7、内田博幸・加藤和宏)

11着4-5 クールミラボー(牡4、横山武史・寺島良)
「久々の芝で距離も特殊なレースでしたがよく頑張ってくれました。芝の走りは悪くなかったけど開幕週というタイプではないですね」

12着6-10 フェーングロッテン(セ5、北村宏司・宮本博)

13着4-6 ミクソロジー(牡5、西村淳也・辻野泰之)
「昔のミクソロジーではありません。いい時を知っているだけに、まだその頃に戻っていません」

14着5-8 ウェルカムニュース(牡5、W.ビュイック・池江泰寿)

推奨馬シュヴァリエローズ（②人気）は、スタート良く先行4番手。2週目2～3番手まで押し上げ最後の直線で追われると、若干反応鈍く後方から伸びてきたシルブロンとの大接戦の末ハナ差抜けて優勝!?

レースは、好位追走から先頭に立って、ゴール前の大接戦を制したシュヴァリエローズ(②人気)が、中団から脚を伸ばして最後に並んだシルブロン(⑫人気)にハナ差をつけ優勝。さらに1.3/4馬身差の3着にダンディズム(⑥人気)が入り、大波乱決着!?

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