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【みやこステークス(G3)回顧】推奨馬メイクアリープ2着…ヨシッ!?

【みやこS結果】
セラフィックコールが無傷の5連勝で重賞初V!

5日、京都競馬場で行われた第13回みやこS(3歳上・GIII・ダ1800m)は、スタート一息で中団後方からのレースとなったM.デムーロ騎手騎乗の1番人気セラフィックコール(牡3、栗東・寺島良厩舎)が、直線で外から一気に突き抜け、2着の6番人気メイクアリープ(牡4、栗東・大根田裕之厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分50秒9(良)。

さらに3/4馬身差の3着に2番人気ウィリアムバローズ(牡5、栗東・上村洋行厩舎)が入った。なお、3番人気アスクドゥラメンテ(牡4、栗東・藤原英昭厩舎)は14着に終わった。

勝ったセラフィックコールは、父ヘニーヒューズ、母シャンドランジュ、その父マンハッタンカフェという血統。新馬戦、1勝クラス、八王子特別、JRAアニバーサリーに続く無傷の5連勝で重賞初制覇を果たした。

【みやこステークス】~騎手コメント~

1着8-15セラフィックコール(牡3、M.デムーロ・寺島良)
「強いですね。ずっと勝ってるからプレッシャーはありますけど、
乗せてくれてありがとうございますですね。感謝です。ものがすごいですね。
いきっぷりがすごい。4コーナーでギアを上げたらすごい伸びてくれました。最後は楽でした」

(寺島良調教師)
「1コーナーでは前走より良いポジションが取れました。ペースは流れるかと思ったのですが、向正面で落ち着いて、3コーナーからはドキドキしたのですが、直線で外に出してからはすごい伸びでした。デムーロ騎手も、まだもう一段階ギアがあると言っていました。レース振りが良くなったのは間違いないですし、このクラスをあっさり勝ちましたので、この先も楽しみです。脚力はすごいものがありますね。次走については、詰めて使えるタイプでは無いので、様子を見ながらオーナーと相談して決めたいと思います。(厩舎としてJBCクラシックに続いての重賞制覇に)2つともこんなに上手く行くとは思いませんでした」

2着4-7メイクアリープ(牡4、幸英明・大根田裕之)
「勝った馬が強かったです。でもこの馬もしっかり走ってくれました。ただ、相手の切れ味が上でした。競馬が上手ですし、いずれは重賞でもチャンスがある。今日はいれ込みも大丈夫でした」
3着7-14ウィリアムバローズ(牡5、坂井瑠星・上村洋行)
「展開は予想通りでした。前がある程度流れていたし、この馬のリズムで運んでいましたが…。
勝ち馬の決め手が上でしたが、2着とは差のないところまで頑張ってくれました」
4着6-12ペプチドナイル(牡5、富田暁・武英智)
「枠もある程度理想のところで、自分の競馬をしようと思いました。テンは速くなったけど、
2コーナーで収まったし、先手も思ってた通り。この馬の力は示せたと思いますし、
自分の形なら重賞でもやれる馬。またチャレンジしたいですね」
5着3-5ゲンパチルシファー(牡7、松若風馬・佐々木晶三)
「具合が良かったですね。リズムを守る競馬をしました。流れてくれたし、
展開も良かったですね。これがいいきっかけになれば」
6着5-10ホウオウルーレット(牡4、横山和生・栗田徹)「前走で岩田(康)さんが新しい面を出してくれたので、今日もふわっと行きながら。向こう正面で上がっていくときはおっ、と思う感じがありました。内容は決して悪くないし、これからが希望の持てる、楽しみになる内容でした」

7着2-4サンライズホープ(牡6、和田竜二・羽月友彦)
「前走と違って、走りがスムーズでしたね。テンから行きっぷりが良く、あれならためを利かせた方が良かったかな…。でも、かぶされたくなかったので、早め早めの競馬をしました。走れる雰囲気があったし、この出来を維持してくれれば」

8着4-8マリオロード(牡4、酒井学・安達昭夫)
「ペースが流れると思ったので、今日もじっくり乗って(その中でも)ある程度ついていきました。聞いていた通り、しぶとく長く脚を使ってくれました」

9着7-13エナハツホ(牝4、藤懸貴志・吉田直弘)
「状態は良かったです。やりたい競馬はできましたし、差のない競馬ができました」

10着8-16アイオライト(牡6、岩田望来・武藤善則)

11着3-6ブリッツファング(牡4、藤岡康太・大久保龍志)
「道中は抱えるところがなかったが、最後はじりじりと脚を使ってくれました」

12着2-3タイセイドレフォン(牡4、団野大成・西村真幸)
「手応えよく進められたが、ペースやメンバーの違いもありますし、ずぶさをみせていました」

13着5-9ワールドタキオン(牡5、斎藤新・斎藤誠)
「自分の形の競馬はできましたが、間隔が空いていたぶんですかね」

14着1-1アスクドゥラメンテ(牡4、西村淳也・藤原英昭)
「良いスタートで、無理せずにあの位置(3番手)で競馬をしましたが、直線は反応がありませんでした」

15着6-11メイショウカズサ(牡6、古川吉洋・安達昭夫)
「一発を狙って内を狙ったが…。そんなに負けていないが」

16着1-2アルーブルト(牡5、秋山真一郎・畑端省吾)
「いい馬です。長い間、休んでいたので、何回か使っていけば」


推奨馬メイクアリープ(6人気)は、スタート良く先行5番手のまま直線で一気に突き抜け優勝…のはずが?? 逃げる馬を何とか捉え抜け出して伸びて2着…残念。

レースは、スタート一息で中団後方からのレースとなったセラフィックコール(1人気)が、直線で外から一気に突き抜け、2着メイクアリープ(6人気)に3馬身差をつけ優勝。さらに3/4馬身差の3着にウィリアムバローズ(2人気)が入り、ほぼ本命決着!? 

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