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【小倉サマーJ(J・G3)回顧】推奨馬ホッコーメヴィウス取消~!?

【小倉SJ 結果】
ロスコフが断然人気に応えて重賞初制覇

24日、中京競馬場で行われた第26回小倉サマージャンプ(3歳上・オープン・芝3300m)は、好位追走から最後の直線手前で先頭に立って抜け出した草野太郎騎手騎乗の1番人気ロスコフ(牡6、美浦・久保田貴士厩舎)が、逃げ粘った4番人気ニューツーリズム(セ8、美浦・黒岩陽一厩舎)に5馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分33秒5(良)。

さらに6.1秒の大差3着に5番人気メイショウハチク(セ10、栗東・安達昭夫厩舎)が入った。なお、2番人気ヴィジュネル(牡6、栗東・渡辺薫彦厩舎)は4着、3番人気トゥルボー(牡8、美浦・小笠倫弘厩舎)は競走を中止した。

勝ったロスコフは、父オルフェーヴル、母ベルプラージュ、その父キングカメハメハという血統。障害6戦目で重賞初制覇を果たした。

【勝ち馬プロフィール】
◆ロスコフ(牡6)
騎手:草野太郎
厩舎:美浦・久保田貴士
父:オルフェーヴル
母:ベルプラージュ
母の父:キングカメハメハ
馬主:吉田晴哉
生産者:追分ファーム

【小倉サマーJ】~騎手コメント~

1着5-5 ロスコフ(牡6、美浦・久保田貴司)
(草野太郎騎手)
「気持ちが乗っていました。ホッコーが取り消してどれが行くのかと思っていたけど、ニューツーリズムがいいペースで引っ張ってくれた。同じ馬主さんなので、やり合ってもと思って、後ろでリズム良く脚をためることができた。抜け出すとふわっとするところがあるのですが、暑い中でも気持ちを切らさずに最後まで頑張ってくれた。前走は最後に悔しい思いをしたし、ホッコーが取り消したことからも、順調に勝つのは難しいことなので。無事に前走の借りを返すことができて、(重賞を)1個勝つことができてよかったです」と笑顔だった。
(久保田貴司調教師)
「終始いいリズムで運べました。直線では手応えが違いましたからね。最終障害は失敗するので、そこだけでした。(重賞は)ようやくですね。転向してからは大崩れしていない。キャリアを積んでよくなってくれれば。これからもっと強い馬と戦いますからね。暑い時期ですので、ゆっくり休んで、暮れの大一番に向けて頑張ってくれたら」と先を見据えていた。

2着6-6 ニューツーリズム(セ8、美浦・黒岩陽一)
(伴啓太騎手)
「ホッコーメヴィウスをどうやって負かすか考えていましたが、取り消したので行って後ろを待たずにスタミナ勝負に持ち込むことを考えていました。初めての中京コースで馬が慎重になったようで、かえって折り合いがつきました。悔しいですがどこが失敗ということはなく、勝った馬は強かったです」

3着4-4 メイショウハチク(セ10、栗東・安達昭夫)
(森一馬騎手)
「少数精鋭のメンバーのなかで頑張って走ってくれました。暑いなか調整してくれた厩舎の人と、頑張ってくれた馬の感謝したいです」

4着1-1 ヴィジュネル(牡6、栗東・渡辺薫彦)
(中村将之騎手)
「前半からいつもの行きっぷりがありませんでした。レースでは後ろからになりました。また立て直して頑張りたいと思います」

中止3-3 トゥルボー(牡8、美浦・小笠倫弘)
取消2-2 ホッコーメヴィウス(セ8、栗東・清水久詞)
*疾病のため出走を取り消し

推奨馬ホッコーメヴィウスは、疾病のため出走を取り消した。

レースは、ロスコフ(①人気)が4角で先頭に並びかけると、直線で楽に後続を突き離して勝利した。これで通算成績は26戦5勝(うち障害6戦2勝)、重賞は初勝利。5馬身差の2着に逃げたニューツーリズム(④人気)が粘った。そこから大差の3着はメイショウハチク(⑤人気)が入った。

【週末重賞レースの馬番コンピ 回顧篇】
(2024 小倉サマーJ)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数1位"
2枠②番ホッコーメヴィウスが該当=結果取消


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